News

2018.10.05 11:00

『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』仕事場やプライベートルームなど貴重な写真を一挙公開

  • Fan's Voice Staff

英国カルチャーのトップの座に君臨する“生きる伝説“ヴィヴィアン・ウエストウッドのパワーの秘密に迫るドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』が12月28日(金)より全国公開されます。

ヴィヴィアン・ウエストウッドは、エリザベス女王から〈デイム〉の称号を与えられた英国初のファッションデザイナー。3年間の密着取材でカメラが捉えたのは、ショーの直前まで続く厳しいダメ出しや、ニューヨークとパリへの新規出店を指揮する真のプロフェッショナルの姿。

メリル・ストリープやヘレン・ミレンなど、パワフルに生きるオスカー女優たちが彼女のドレスでレッド・カーペットを飾り、『セックス・アンド・ザ・シティ』で主人公が纏ったヴィヴィアンのウエディングドレスは一瞬で完売。そんな数々の伝説のベールの裏側に迫る本作では、“スーパーモデル“として時代を牽引したケイト・モスやナオミ・キャンベル、ファッション界の重鎮エディターのカリーヌ・ロワトフェルドやアンドレ・レオン・タリーら豪華な顔ぶれが証言者として多数登場し、彼女の魅力を語ります。

日本公開に先駆け、ヴィヴィアンの歴史が垣間見える本作の場面写真11点が到着。

日本版ポスターにも使用された、2007年10月1日にパリで行われた2008年春夏コレクションのフィナーレでのヴィヴィアンの勇姿では、66歳とは思えぬオレンジの髪にブルーのストライプのシャツドレスという、ヴィヴィアンらしいロックな表情とガッツポーズで決めています。

さらに、本作のために行ったインタビュー風景や、スタジオやショールーム等の仕事場、自宅のプライベートスペースでの様々な表情も写し出し、今もなお進化し続けるヴィヴィアンの歴史を堪能することができます。

==

『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』(原題:Westwood: Punk, Icon, Activist)

2016年ロンドン・ファッション・ウィーク秋冬ショー前夜。ヴィヴィアン・ウエストウッドのアトリエでは、最終チェックに追われるデザイナーとスタッフたちがいた。デザイナーであるヴィヴィアンは、1枚1枚を細かくチェックし、指示と違う服には「こんなクズ、ショーに出せないわ」と容赦なく言い放つ。「もう辞めどきね」とパートナーにこぼしながらソファで眠りにつくが、翌日のショーは拍手喝采を受け、大成功を収める。60年代から現代に至るまで、数々の伝説を持つデザイナー本人にカメラが向けられる。「過去の話は退屈よ」と前置きしてから、自らの波乱万丈な半生について、ゆっくりと語り始めた。

監督/ローナ・タッカー
出演/ヴィヴィアン・ウエストウッド、アンドレアス・クロンターラー、ケイト・モス、ナオミ・キャンベル他
2018/イギリス/英語/カラー/5.1ch/ビスタ/84分/字幕翻訳:古田由紀子

日本公開/2018年12月28日(金)角川シネマ有楽町、新宿バルト9他全国ロードショー
後援/ブリティッシュ・カウンシル
配給/KADOKAWA
公式サイト
© Dogwoof