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2018.05.09 17:00

ジョニー・グリーンウッドの音楽が冴えわたる『ビューティフル・デイ』本編クリップ公開

  • Fan's Voice Staff

『少年は残酷な弓を射る』(11年)でエズラ・ミラーをスターダムに押し上げたイギリスの気鋭監督リン・ラムジーが、『her/世界でひとつの彼女』(15年)などで知られるハリウッドの演技派ホアキン・フェニックスを主演に迎えた最新作『ビューティフル・デイ』(原題:You Were Never Really Here)。第70回カンヌ国際映画祭では男優賞、脚本賞の2冠を達成し、6月1日(金)に日本公開を控えるこの話題作の本編クリップ映像が解禁されました。

今回解禁された映像は、レディオヘッドのメンバーであるジョニー・グリーンウッドが手掛ける緊迫感のある楽曲ではじまります。グリーンウッドは、本年度第90回アカデミー賞作曲賞にノミネートされた映画『ファントム・スレッド』やグラミー賞最優秀映画サウンドトラック賞にノミネートされた映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07年)などの音楽も担当するなど、映画界でも大活躍中のアーティストです。

リン・ラムジー監督は「映像が完成してから楽曲を作ることはしたくない」ということで、撮り終えた映像を少しずつジョニーに送り、彼はその映像にインスピレーションを受けて曲を作り、監督は出来上がったスコアを聞いて映像の編集にも手を加えるという作業を繰り返して映画を完成させたそう。なお、本作の楽曲を依頼した時はレディオヘッドがツアー中だったため、当初はオファーを受けることができないかもしれないと消極的だったジョニーも、今回解禁となった映像を観てすぐに快諾してくれたとのこと。「音楽自体がこの作品のキャラクターの1人になっている」と監督が語るサウンドトラックにも注目です!

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『ビューティフル・デイ』(原題:You Were Never Really Here)

孤独な男と全てを失った少女。その日、壊れた2つの心が動きだす―
元軍人のジョーは行方不明の捜索を請け負うスペシャリスト。ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。依頼主は州上院議員。愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われた議員の娘・ニーナを救い出すが、彼女はあらゆる感情が欠落しているかのように無反応なままだ。そして二人はニュースで、依頼主である父親が飛び降り自殺したことを知る――

出演/ホアキン・フェニックス、ジュディス・ロバーツ、エカテリーナ・サムソノフ、ジョン・ドーマン、アレックス・マネット、アレッサンドロ・ニヴォラ
監督・脚本/リン・ラムジー
音楽/ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)
原作/ジョナサン・エイムズ「You Were Never Really Here」(ハヤカワ文庫刊) ※2018/5/17発売予定
2017年/イギリス/英語/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/90分/PG-12

日本公開/2018年6月1日(金)新宿バルト9 ほか 全国ロードショー
提供/クロックワークス、アスミック・エース
配給/クロックワークス
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