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2017.10.25 14:40

来日ゲスト登壇!『ブレードランナー2049』ジャパンプレミア完全レポート

  • T&Bear

日本公開を週末に控えた10月24日(火)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて『ブレードランナー2049』のジャパンプレミアが開催。上映に先立ち、来日中のハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークスら俳優陣とドゥニ・ヴィルヌーヴ監督という豪華メンバーが登壇しました。その模様を完全レポートします!

 

 

登壇に先駆け最初にステージに登場したのは、最新鋭のLEDやレーザーを駆使し、極彩色のライトパフォーマンスを行う「かぐづち-KAGUZUCHI-」。前作『ブレードランナー』に登場した光る傘を差して現れた彼らは、ステージに整列すると、LEDやレーザーを使った大迫力のパフォーマンスを披露してくれました。スモークが焚かれ、最新鋭のLEDの光と、レーザーの飛び交う劇場内はまるでブレードランナーの世界のよう!

 

そして、満を持して登場したのはハリソン・フォード(リック・デッカード役)! 来日メンバーの先頭を切っての登場です!それから、アナ・デ・アルマス(ジョイ役)、シルヴィア・フークス(ラヴ役)、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と続いて登場しました。大歓声の中登場した彼らは、サインや写真撮影などのファンサービスに応じながらステージに進んで行きます。

 

 

通路側の席をゲットできたファンはとってもラッキー!今回の来日はレッドカーペットの実施がキャンセルになってしまっていたので、会場に駆け付けたファンにとっては大興奮の時間でした!

 

来日キャストたちがステージに登壇すると、MCのサッシャさんより質問が始まりました。

 

 

MC「日本のファンの皆さんにひとことずつお願いします」

ヴィルヌーヴ監督「ありがとう(日本語で)」

 

フォード「今日はここに来てくれて本当にありがとう。『ブレードランナー2049』と共に、ここに来られたことを誇りに思います。みなさんがこの映画を楽しんでくれることを願っていますし、この映画に関われたことを誇りに思っています。日本の皆さんは、オリジナルの『ブレードランナー』にとって、とても特別な観客でした。最初の作品のファンの方にも、ぜひこの作品を楽しんでいただきたいと思います。ありがとう」

 

デ・アルマス「やっと東京に来られたという気持ちです。ツアーの最終地点がこの東京という街なので、この映画をみなさんにお見せできることにとても興奮しています。気に入ってくださると嬉しいです」

 

フークス「とても温かい歓迎を、嬉しく思っています。日本に来られてワクワクしています。今夜この映画を観るためにここに来てくれた全ての人に感謝したいです。ぜひ映画を楽しんでください。私たちもこの映画をとても楽しんで作りました」

 

MC「ハリソン・フォードさん。前作の監督リドリー・スコットから、続編を作ると聞いたのはどのタイミングでしたか?その時どんな風に感じたのか教えてください」

 

フォード「リドリー・スコットから電話がかかって来たんです。本当に彼から電話?と驚きました(笑)彼はあまり電話をしない人なので。そして、もう一度デッカードをやってみたいかと聞かれました。私はそれに、う~ん、分からないよ。まず脚本やストーリーを読ませてくれと言いました。その時点ではまだ脚本は完成していなくて、前作で脚本を担当したハンプトン・ファンチャーが書いた短編をもとに今作の脚本を作ろうとしていると聞いて、その短編を読みました。とても感銘を受けました。脚本が完成して、それを読んだのですが、とても熱意を感じましたね。人間関係はとても面白い。ライアン・ゴズリング演じる“K”とデッカードとの関係がとても面白く描かれていて、観客の心を揺さぶるような絆がよく描かれていました。後にドゥニが監督に選ばれて、スタッフもとても優秀なスタッフも集められ、すべての準備が整ったのとき、もう一度デッカードを演じる決心をしました」

 

MC「ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。前作『ブレードランナー』で描かれた未来は2019年でした。日本の新宿からインスパイアを受けたと言われていたのですが、『ブレードランナー2049』では、日本のどんな要素が入っているんでしょうか?」

 

ヴィルヌーヴ監督「この映画における日本的要素は私にとってすごく重要なものです。日本の文化や国から受けた影響は、前作においても顕著でした。そして私はそれを受け継ぎ、デザインや衣装、技術的なものなどいろいろな要素を取り入れました。全編を通して日本の影響を感じられると思います。注目していただきたいのは、広告や看板。日本的なものがたくさんありますので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。そして、申し遅れましたがみなさん、今夜は本当に温かい歓迎をしてくださって、とても嬉しく思います。日本に来られて光栄に思っています。ありがとうございます。この映画の監督を引き受けて1番最初にライアン・ゴズリングから言われたのは、『新宿に行ったことはあるかい?』でした(笑)何度も行っています(笑)」

 

MC「シルヴィア・フークスさん。本作では見事なアクションを演じられていますが、役の準備のためにどんなトレーニングをしたのでしょうか?マーシャルアーツなどもやったのでしょうか?」

 

フークス「この役をやることに決まった翌日、トレーナーを紹介されました。一緒に練習に励んでくれるとても才能に溢れたチームを組まれて、週6日、1日6時間のトレーニングが始まりました。筋肉を強化する運動のおかげで、見かけも強くなったし、強い人間になったという感覚を得ることが出来ました。それからも1時間半ウェイトリフティングや体幹を強くするトレーニング、有酸素運動などで身体を作って行きました。それはとっても辛かったのですが、そのおかげで変身することが出来ました。マーシャルアーツも6ヵ月練習しました。これらの積み重ねで、この映画の戦闘シーンを上手く演じることが出来ました」

 

MC「アナ・デ・アルマスさん。アナさんの演じたジョイという役は、ブレードランナ—“K”が唯一心を許す恋人、そして相談相手ですが、このような特別なキャラクターを演じてみていかがでしたでしょうか?」

 

デ・アルマス「脚本を読んだ時、ジョイは私にとって本当に謎の存在でした。どうやって演じていいか全く見当もつきませんでした。どうやってこのキャラクターを作り上げるべきか、とにかく彼女に命を吹き込まなきゃ、と。非常に複雑な役なんですけど……皆さんまだ映画を観てないんですよね (もどかしそうに) ?とにかく複雑さがある役。彼女が象徴しているものと、彼女の気持ちはまったく逆なのですから。難しいけれど、非常に楽しい作業でもありました。前作には出てこないキャラクターだから参考にできるものはなく、監督やライアンと一緒に話し合って作り上げました。ご覧になったらすぐに分かると思いますが、その複雑さをいかに出すか、とても集中力の必要な役でしたが、とても楽しかったです。彼女はとても特別な存在です」

 

MC「ハリソン・フォードさん。これまで映画史に残るような役をいくつも演じてこられましたが、この映画に関して日本の皆さんはデッカードのどんな部分に魅力を感じていると思いますか?」

フォード「ストーリーがとてもよく練られていますが、デッカードはそのストーリーを牽引する存在です。描かれている世界は複雑だし、興味深くてユニーク。その中で、私は彼の行動を通してそれを語って行くという役目を担いました。1作目でもそうでしたが、今回は前回にないような機会も与えてもらいました。ストーリーの設定の中でどうやってキャラクターを広げていくのか。今作は、本当に特別な映画です。厚みがありますね。そして、こんな素晴らしい映画に自分が参加できたことを非常に嬉しく思っています」

 

 

フォード「(戸田奈津子さんの通訳を聞き終えて)そう、それが言いたかったんだ(笑)」

 

今回の舞台挨拶は全編撮影OKということで、9年ぶりに来日を果たしたハリソン・フォードを、多くのファンが写真や動画に残しました!短い時間でしたが、目の前に現れた豪華な面々に、多くのファンが熱狂しました。お茶目なハリソンや、それぞれの役作りの苦悩そして楽しさを知ることができました。

 

 

SF映画の金字塔『ブレードランナー』(82年)の劇場公開から35年、続編となる『ブレードランナー2049』はいよいよ10月27日(金)より全国ロードショー!

 

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『ブレードランナー 2049』

2049年、貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。人間と見分けのつかない人造人間“レプリカント”は労働力として生産され、人間社会と危うい共存関係にあった。ロサンゼルス市警のブレードランナー“K”(ライアン・ゴズリング)は、人類への反乱を目論み、社会に紛れ込んでいる違法な旧レプリカントの“処分”任務にあたっていた。そんな最中、Kはレプリカント開発に力を注ぐ科学者ウォレス(ジャレッド・レト)の<巨大な陰謀>を知る。そして、人類存亡に関わるその陰謀を暴く鍵となる一人の男の存在にたどり着く。その男こそ、30年前、恋人である女性レプリカントと共に姿を消したかつてのブレードランナー“デッカード”(ハリソン・フォード)だった。 彼が命をかけて守り続けた<秘密>とはいったい何なのか?30年のときを経て、封印された<衝撃の真実>が明らかになる。

 

製作総指揮/リドリー・スコット

監督/ドゥニ・ヴィルヌーヴ

出演/ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レト、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、カーラ・ジュリ、マッケンジー・デイヴィス、バーカッド・アブディ、デイヴ・バウティスタ

配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

日本公開/2017年10月27日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

公式サイト