『バックルームズ』特別映像〈リミナルスペース編〉が解禁!
- Fan's Voice Staff
A24とタッグを組み、全米・世界興収ランキング1位の作品を生み出した“史上最年少監督”となった現在21歳のケイン・パーソンズによる長編デビュー作『バックルームズ』の特別映像〈リミナルスペース編〉が解禁されました。
家具店の店主クラーク(キウェテル・イジョフォー)は、店内で“あるはずのない隙間”を発見。その先に広がっていたのは、壁の裏側へと抜け落ちるように続く、全面が黄色の壁紙の異様な空間。視界の奥には奇妙なバランスで積み上げられた無数の家具が広がるのみ。耳にまとわりつくように、どこからともなく流れ続ける断片的なアナウンス、そして果ての見えない迷路のような“黄色い部屋”。自身のセラピストであるメアリー(レナーテ・レインスヴェ)にその空間を説明しても信じてもらえなかったクラークは、その存在を証明するため、記録用のビデオカメラを手に従業員とともに再び足を踏み入れるも、そこで彼らを待ち受けていたのは、想像を絶する“現実の裏側”の世界だった──。
到着した映像が捉えるのは、本作の重要なキーワードのひとつである〈リミナルスペース〉。まるで古い防犯カメラの映像を覗き込むかのような粗い画質の先に広がるのは、四方を黄色い壁紙に囲まれた奇妙な空間。床に不自然に埋め込まれた椅子、行き止まりの見えない通路、そして不意に現れる謎の人影。反響するアナウンスと鳥のさえずりが静寂の中に響き渡り、現実と非現実の境界を曖昧にしていきます。
〈リミナルスペース〉とは、誰もいないショッピングモールや、どこにも繋がっていない無人の廊下など、本来は人の存在によって成立する場所から“人の気配”だけが失われた空間のこと。見慣れた日常の風景でありながら、そこに生まれるわずかなズレや違和感が、見る者に説明のできない不安や恐怖を呼び起こす──近年、世界中で注目を集める新たなホラー表現です。

原点となったのは、映像クリエイターのケイン・パーソンズ(現21歳)が16歳の時にYouTubeで発表した短編『The Backrooms (Found Footage)』。「ネット上で最も怖い映像」として世界的バイラルヒットとなり、短編シリーズは累計2億回以上の再生数を記録。ゲームや映像作品にも大きな影響を与え、日本の大ヒット作『8番出口』の着想源のひとつとしても広く知られています。パーソンズは満を持してその世界観を映画へと拡張し、17歳で映画化企画を始動。19歳で撮影を開始しました。
そんな新たな才能にいち早く注目したのが、『ソウ』『インシディアス』『死霊館』シリーズなどで現代ホラー映画界を牽引してきた名匠ジェームズ・ワン。本作にはプロデューサーとして参加しており、パーソンズ監督について「このプロジェクトのホラー要素は、非常に心理的な視点から生まれており、ケインはリミナルスペースへの関心の高まりを実に見事に利用している」とコメント。「彼は短編シリーズでその優れた手腕を証明してみせた。自分の求めるものを完全に理解し、この世界を知り尽くしている。だからこそ、製作陣もキャストもスタッフも、彼のビジョンを全面的に信頼している。これほどの人物をリーダーに迎えられて本当に良かったよ」
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『バックルームズ』(原題:Backrooms)
ある日、自らの店の地下から異次元へと迷い込んでしまった男・クラーク。ルールすら存在しない不条理な世界で、彼は怪異に直面していく。なぜ、この空間は存在するのか。そして、ここで一体何が起きているのか──。
監督:ケイン・パーソンズ
出演:キウェテル・イジョフォー、レナーテ・レインスヴェ、マーク・デュプラス、フィン・ベネット 他
2026/アメリカ/110分/英語/5.1ch/字幕翻訳:佐藤恵子/G
日本公開:2026年9月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
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