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2026.06.09 17:00

『エレノアってグレイト。』スペシャルショート動画&スカーレット・ヨハンソン監督オフィシャルインタビューが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映された『エレノアってグレイト。』のスペシャルショート動画とスカーレット・ヨハンソン監督のオフィシャルインタビューが解禁されました。

長年連れ添った親友のベッシー(リタ・ゾーハー)が亡くなり、心にぽっかり穴が空いてしまったエレノア(ジューン・スキッブ)。疎遠な家族も相手にしてくれない。そんなある日、気軽なお茶会のつもりが、ホロコースト生存者の自助グループの会に迷い込んでしまう。今日だけの嘘、とその場しのぎで語り始めたのは、ホロコーストの記憶を語っていた亡き親友ベッシーの半生だった。激動の半生に感銘を受けエレノアに近づいたジャーナリスト志望の学生ニナ(エリン・ケリーマン)との新たな友情に心躍るエレノアをよそに、悪気のない嘘は一人歩きし大騒動に発展してしまう──。

到着したショート動画でヨハンソン監督は、本作のテーマのひとつがグリーフケアであることを明かし、「悲しみは人知れず襲いかかるものです。だけど喪失を経験した心の拠り所について、前向きな会話が生まれつつあるように感じます。悲しみは誰しもが経験します。人との繋がりが悲しみを癒すのです」とコメントしています。

以下、ヨハンソン監督のオフィシャルインタビューです。

──本作は友情の物語でもあり、悲しみの物語でもありますね。
すべての⼈間に共通することは、誰もが悲しみを経験するということです。私たちは皆、悲しみを経験することで繋がっています。そして、他者との繋がりは、悲しみを癒すための最も強⼒な⼿段でもあります。最終的に、エレノアの嘘は、亡くなった素晴らしい友⼈の存在を世界と共有する術になります。そこに彼⼥はある種の希望を⾒出すのです。

──本作では、エレノアが亡き親友の体験を自分ごとのように語り騒動が巻き起こります。エレノアにとっての真実とは何だったのでしょうか。
真実と現実という問いは、常に私の興味をそそってきました。エレノアは⼼の中で、「仮にほとんど善意ゆえに語るのだとしたら、それは本当に嘘なのだろうか」と⾃問しているはずです。彼⼥は悲しみと孤独、そして⼼の⽀えである友⼈への深い愛情に突き動かされて、この物語を語ります。それがエレノアの立場です。しかし、状況は複雑であり、観客がそれぞれの判断を下すことになります。この映画を観て、何か興味深い会話が⽣まれることを願っています。

──今回の作品では実際にホロコースト生存者の、職業俳優ではない方々が出演されているとのことですが。
実現できるかどうかは分かりませんでした。現在、世界にはホロコースト⽣存者が約245,000⼈いますが、ニューヨーク市にいる人たちははるかに少ないです。参加してくれる⼈がいるかどうかも分かりませんでした。ショア財団やコミュニティの人たちに連絡を取り、この物語の⼀部に協⼒してくれる⼈がいないか尋ねてまわりました。そして本当に幸運なことに、このアイデアに興味を持ってくれた、ちょうどよい人数の⽣存者のグループを⾒つけることができたのです。

彼らは信じられないほどの忍耐⼒を持っていました。職業俳優として映画のセットに⾝を置いてきた⼈の多くは、彼らが⻑時間座り、人の話に耳を傾けつづけたような忍耐はありません。必要なことをこなすのにたった2⽇間しかなかったため、私はそれなりのストレスを感じていました。しかし、彼らは素晴らしい⼈たちで、この映画に参加したいと思ってくれたことは本当に幸運でした。彼らの物語と魂を、美しく、ありのままに捉えることができていればと思います。

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『エレノアってグレイト。』(原題:Eleanor the Great)

監督:スカーレット・ヨハンソン
脚本:トリー・ケイメン
出演:ジューン・スキッブ、エリン・ケリーマン、ジェシカ・ヘクト、リタ・ゾーハー、キウェテル・イジョフォー
2025年/アメリカ/ビスタ/カラー/98分

日本公開:2026年6月12日(金)より新宿バルト9ほか全国順次公開
配給:東映ビデオ
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