『ノーヴィス』監督より日本の観客へメッセージ動画が到着!
- Fan's Voice Staff
ローイング(ボート競技)の世界に魅入られたある女性の激浪の物語『ノーヴィス』のローレン・ハダウェイ監督より日本の観客に向けてメッセージ動画が到着しました。
本作で監督デビューを果たしたローレン・ハダウェイは、デイミアン・チャゼル監督『セッション』、クエンティン・タランティーノ監督『ヘイトフル・エイト』、ザック・スナイダー監督『ジャスティス・リーグ』、ギレルモ・デル・トロ監督『パシフィック・リム』など錚々たるハリウッドメジャー作の音響で活躍してきた新星。
到着した映像では「私の大学での漕艇経験がこの映画の基になっています。主人公は自分の目標に拘り過ぎて強迫観念に駆られる。ボート競技に詳しい人は多くないと思うけど、完璧を求める故の代償や好きな事の為に何かを失うことは理解されると思う。映画館でお会いしましょう」とメッセージを送っています。
監督は大学4年間をローイングに捧げており、その日々を「本当に強烈な期間だった。だからこそ自分にとってローイングについて映画を撮ることはカタルシスになると思い、大学生活4年間で起こったことを、1年間に圧縮してストーリーに作り上げた」と制作動機を語っています。
印象的な映像と音楽の演出方法については、「イザベル・ファーマンが演じている主人公アレックスの気持ちに観客にもなってほしかった。アレックスが感じていること、見たり聞いたり体験していることを、多くの人に体験してもらいたいというのがこの映画のすべての決定動機。ほとんどの人は競技としてボートを漕いだことがないし、あれほどの妄執を何かに抱いたことはないと思う。常軌を逸した妄執とか、激しくボートを漕ぐということがどういうことなのかというのを、音や映像を使って彼女の世界に浸れるようにしたかった」と明かしています。
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『ノーヴィス』(原題:The Novice)
監督・脚本・編集:ローレン・ハダウェイ
製作:ライアン・ホーキンス、スティーヴン・シムズ、ザック・ザッカー
撮影:トッド・マーティン
音楽:アレックス・ウェストン
音響:エリック・ビーム
出演:イザベル・ファーマン、エイミー・フォーサイス、ディロン
2021年/アメリカ/英語/シネマスコープ/97分/5.1ch/日本語字幕:白取美雪/字幕協力:日本ローイング協会/G
日本公開:2024年11月1日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
配給:AMGエンタテインメント
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