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2024.06.27 11:00

『美食家ダリのレストラン』日本版予告編&新場面写真8点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ダリの住む街で起こった若き天才シェフによる“レストラン革命”を描く『美食家ダリのレストラン』の日本版予告編と新場面写真8点が解禁されました。

バルセロナを追われたフェルナンドとアルベルトの兄弟が流れ着いたのは、“サルバドール・ダリの王国”カダケスにある海辺のレストラン「シュルレアル」。そこで彼らを待っていたのは、「溶けた時計」「ロブスター電話」などダリの代表作のオブジェを店中に配置するなど、ダリの熱狂的なファンであるオーナーのジュールズと、娘で海洋学者のロラ。「パパの相手は楽じゃないわよ」と釘を差すロラの言葉通り、ダリを迎えるためあらゆる手段を尽くす「自己中でブッ飛んでいて聞く耳を持たない」ジュールズ。そんな彼からシュルレアルのシェフに任命されたフェルナンドは、カダケスの潮風香る風土や、魅力的なロラ、そしてダリの才能に感化され、その唯一無二の才能を開花させ、やがて「料理界のダリかもしれない」という言葉を評論家から引き出すことに──。

「正気だけじゃ夢を叶えられない」と語る主人公のフェルナンドのモデルは、伝説の三ツ星レストラン「エル・ブジ」のシェフ、フェラン・アドリア。

場面写真では、マネキンと同席するダリの後ろ姿や、フェルナンドとロラが海辺のレストランで談笑する様子、美しく独創的な料理の制作に挑むフェルナンドの手元、そして実際にエル・ブジで提供されていたメニュー「キャロットエア」が捉えられています。

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『美食家ダリのレストラン』(原題:Esperando a Dali)

1974年、フランコ政権末期のスペイン。バルセロナを追われた料理人フェルナンドとアルベルトの兄弟は、友人フランソワの伝手でサルバドール・ダリの住んでいる海辺の街カダケスに辿り着く。彼らを迎えたのは魅力的な海洋生物学者のロラ、そしてその父──ダリを崇拝する、レストラン「シュルレアル」のオーナーであるジュールズだった。「いつかダリに当店でディナーを」をスローガンに、ありとあらゆる無謀な試みに奔走しながら、情熱を謳い続けるジュールズ。やがてそのカオスはフェルナンドの料理に新たな風をもたらし、世界規模の革命的シェフの誕生を呼ぶことになる。

監督・脚本:ダビッド・プジョル
2023/スペイン/スペイン語、フランス語/カラー/115分/G/英題:Waiting for Dali

日本公開:2024年8月16日(金)より新宿武蔵野館 、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋他にてロードショー
提供:コムストック・グループ、ファインフィルムズ
配給:ファインフィルムズ、コムストック・グループ
後援:スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京  
©ESPERANDO A DALÍ A.I.E. 2022