『メイ・ディセンバー ゆれる真実』チャールズ・メルトンの新場面写真3点が解禁!
- Fan's Voice Staff
『キャロル』のトッド・ヘインズ監督がナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアを主演に迎え、全米に衝撃を与えたスキャンダルの真相を様々な角度から見つめる心理ドラマ『メイ・ディセンバー ゆれる真実』に出演するチャールズ・メルトンの新場面写真3点が解禁されました。
ジュリアン・ムーア演じるグレイシーの夫・ジョーを演じるチャールズ・メルトンは、本作で全米批評家協会賞やニューヨーク映画批評家協会賞などで助演男優賞を受賞し、ゴールデングローブ賞ではロバート・ダウニー・Jr.、ロバート・デ・ニーロら錚々たる顔ぶれのなか助演男優賞にノミネートされ、賞レースを賑わせた注目俳優。
1991年アメリカ・アラスカ州生まれのメルトンは、モデルとしてキャリアをスタートし、2017年、『リバーデイル』第2シーズンに出演して一躍注目を集め、映画『サン・イズ・オールソー・ア・スター 引き寄せられる2人』(19年)で長編映画に初主演。ハリウッドのティーン向けロマンス映画をリードした初の韓国系及びアジア系アメリカ人俳優となるほか、2024年にはイヴ・サンローラン・ボーテのキャンペーンモデルに抜擢されるなど幅広い活躍をみせています。
本作ではわずか13歳で36歳の女性と結ばれ、若くして三児の父となる波乱万丈な人生を送るジョーを繊細な演技で演じきったメルトンは、出演にあたりトッド・ヘインズ監督やセラピストらと話し合いを重ね、体重を約18キロも増量。「役者という仕事の醍醐味のひとつに、役を演じるにあたり自身のリアリティを持ち込む、ということがあります。自分自身について、僕はいろいろな感情のルーツを探って学ぶことをしてきたからこそ、ジョーのことも理解するよう努めることができたのです。ときにそれは、本人すらも気付かないようなことでもあります。例えば、ジョーは抑圧を抱えているせいで猫背です。自分でも知らないうちに何かを守ろうとしているから。彼は、自分が若いときに失ったものを知らずに人生を生きています。そうした悲しみをどう見せるのかということに挑むのは、俳優としてとても実のある体験でした」と語っています。
トッド・ヘインズ監督と長年にわたってタッグを組むキャスティング・ディレクターのローラ・ローゼンタールは、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアという二人のオスカー俳優と並ぶことになるジョー役について、「条件は36歳前後の韓国系アメリカ人男性。エリザベス、グレイシー、ジョーの三角関係がうまく機能するには、ジョーを演じる俳優はスクリーン上で圧倒的な存在感があり、自信を持っている必要がありました」と語り、8週間にわたるオーディションによって、メルトンを見出しました。
トッド・ヘインズ監督は「彼のジョーについての理解力には驚いた。ジョーがどんな人間なのかという彼の洞察は、私の理解を超えていた。最初から彼は鬱積した雰囲気を役の解釈に取り入れて私を驚かせ、この物語を完成させてくれた」と称賛しています。
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『メイ・ディセンバー ゆれる真実』(原題:May December)
監督:トッド・ヘインズ
脚本:サミー・バーチ
原案:サミー・バーチ、アレックス・メヒャニク
出演:ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア、チャールズ・メルトン
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2023年/アメリカ/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/英語/字幕翻訳:松浦美奈/117分/R15+
日本公開:2024年7月12日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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