森山未來主演『大いなる不在』本予告が解禁!
- Fan's Voice Staff
森山未來主演のサスペンスヒューマンドラマ『大いなる不在』の本予告が解禁されました。
110番通報の「事件ですか?事故ですか?」と問いかける音声に対し、父・陽二(藤竜也)が「事件です」と答える緊張感漂うシーンから始まる予告編。場面は変わり、卓(森山未來)が父に、行方不明となった義母の直美(原日出子)の行方を尋ねると、「自殺しましたよ」と飄々と答える父。卓は、妻の夕希(真木よう子)と共に、父と義母の自宅を訪れ、彼らに何があったのかを探り始めますが、そこに残されていたのは、大量の手紙やメモ。さらに卓は、父を知る人たちから話を聞き、次第に父の人生を辿っていくことに──。
監督を務めた近浦啓は、長編デビュー作『コンプリシティ/優しい共犯』(18年)がトロント、ベルリン、釜山など名だたる国際映画祭で上映され、本作が長編2作目。
昨年9月に開催された第48回トロント国際映画祭プラットフォーム・コンペティション部門でワールドプレミアを飾り、第71回サン・セバスティアン国際映画祭でコンペティション部門では同映画祭において日本人初となるシルバー・シェル賞(俳優賞)を藤竜也が受賞する快挙を達成。サン・セバスティアンの文化財団「アテネオ・ギプスコアノ」が最も卓越した作品に与えるアテネオ・ギプスコアノ賞も受賞したほか、アメリカ最古の国際映画祭である第67回サンフランシスコ国際映画祭のコンペティション部門において、最高賞にあたるグローバル・ビジョンアワードを受賞しました。
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『大いなる不在』(英題:Great Absence)
卓(森山未來)は、ある日、小さい頃に自分と母を捨てた父(藤竜也)が警察に捕まったという連絡を受ける。妻(真木よう子)と共に久々に九州の父の元を訪ねると、父は認知症で別人のようであり、父が再婚した義理の母(原日出子)は行方不明になっていた。卓は、父と義母の生活を調べ始めるが──。
監督・脚本・編集:近浦啓
共同脚本:熊野桂太
プロデューサー:近浦啓、堀池みほ
出演:森山未來、真木よう子、原日出子、藤竜也
製作・制作プロダクション:クレイテプス
2023年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/133分
日本公開:2024年7月12日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー
配給:ギャガ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会
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