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2024.03.13 12:00

『SINGULA』5月10日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

奇才・堤幸彦監督の映画『SINGULA』が5月10日(金)に新宿バルト9ほかにて期間限定公開されることが決定し、ニューヨーク版ポスタービジュアルが到着しました。

15体の人間そっくりのAIアンドロイド同士が「人類を破壊するべきかどうか」という究極の討論を繰り広げるディベートクラブのバトルロイヤルデスゲーム。感情のない15体のAIアンドロイドは情報学習能力を持ち、規則を守らなければ即シャットダウン。

たった1人の出演キャストに抜擢されたのは、2.5次元やミュージカルなどで活躍しているspi。全編英語で15体15役のAIキャラクターを演じ分け、最新技術によって撮影・編集された15体のキャラクターが一同に競演し交錯していきます。

主題歌は、r-906 feat. 初音ミクが歌う「イフ」。2018年に活動を開始したボカロP・r-906による書き下ろし楽曲となっており、堤幸彦監督の映像世界観をさらに魅惑的で幻想的な世界に彩っています。

原案原作は、2019年2月、舞台で上演されたAI達による討論劇[SINGULA]。堤監督を含め映画制作・プロデュースチームには、これまで観たことがない、体感したことがない、狂おしく美しい映画体験を創りたい、本作品に含まれた非常に重要なテーマを世界中に届けたいという強い想いに賛同したスタッフたちが集結しました。

ニューヨーク版ポスター

昨年9月開催に開催されたマドリード国際映画祭では、主演のspiが外国語映画男優賞を受賞。今月にはニューヨーク・ブルックリンで上映され、堤幸彦監督が上映後のティーチインに参加。「トンデモない映画だ!最高だ!」と観客から称賛を浴びました。

以下、コメントが到着しています。

堤幸彦(監督)
いままでの私の映画の中で最もヘンテコで、でもいちばん美しい作品かと思います。日常があたりまえにAI様に侵食されるまえにご覧いただきたく存じます。

spi(出演)
ついに日本での公開が決定しました!マドリード国際映画祭外国語主演男優賞を経て、全世界を渡り歩き、人類とAIとシンギュラリティについて問題提起する、一人15役、全編英語(日本語字幕)の作品です。もしもAIが15体集まって、人間について語るとなるとどうなるのか。宗教学、心理学、倫理観のぶつかり合いとワクワクする音響デザインと抜け出せない思考の渦をぜひ体験してください!

一ノ瀬京介(原作・原案)
2018年には、本作[SINGULA]は台本を書き終えていました。当時ぼくは、多くの人がAIについて向き合う時代がすぐそこまでやって来ていると感じていました。
AIアンドロイドを出演たった1人で15役、全編英語、それだけで「なんだそれ?」と周りから言われました。しかし本作は堤幸彦監督とspiと3人三脚で世界に挑み、映画祭で数々ノミネートされ男優賞を受賞し、さらに海外公開をしてまいりました。
[SINGULA]を通して、日本中が[人間の尊厳]について深く考えるキッカケになります事を心から願っています。

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『SINGULA』

集められたのは「先生」と呼ばれる人間が作り出した15体のAIたち。同じ顔、同じスタイルの15体のAI。違いは、それぞれに埋め込まれたチップによる性格や記録されている情報のみ。互いの素性を知らないAIたちによるディベートバトルロイヤルが始まる。

出演:spi
監督:堤幸彦
原作・原案:「SINGULA」一ノ瀬京介
主題歌:「イフ」r-906 feat. 初音ミク

日本公開:2024年5月10日(金)公開
配給:ティ・ジョイ
公式サイト