松居大悟監督『不死身ラヴァーズ』本予告&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
『ちょっと思い出しただけ』の松居大悟監督最新作『不死身ラヴァーズ』の本予告とポスタービジュアル、主題歌情報が解禁されました。
中学生の長谷部りの(見上愛)が、運命の相手だと信じる甲野じゅん(佐藤寛太)へ好きという思いを伝える場面から始まる本予告。ところが両思いになると、りのの前から忽然と姿を消してしまう甲野じゅん。その後も、甲野じゅんは、時に高校生として、時に車椅子に乗る青年に姿を変えて、再びりのの前に現れ、その度に何度も彼に恋をして「好き!」と思いを伝え続けますが、親友の田中(青木柚)やバイト先の花森(前田敦子)に、気持ちを否定されてしまいます。やがてりのは大学生となり、甲野じゅんと再び出逢うことに──。
ポスタービジュアルは、予告編のラストで二人が肩を寄せ合うシーンを切り取ったもの。全力で「好き」を伝えていくも、両思いになると消えてしまう甲野じゅんを前に、「じゅんくん、消えないで…」と語るりのの、切なさ溢れる仕上がりになっています。
主題歌および劇伴は、シンガーソングライター澤部渡によるソロプロジェクト・スカートが担当。主題歌には書き下ろし楽曲「君はきっとずっと知らない」が決定しました。
以下、コメントが到着しています。
松居大悟(監督)
消えながらも突き進むラブストーリーには、透き通るようなメロディが流れたらいいなと思っていました。登場人物の心情を追い抜くことなく、追いかけることなく、並走しながら景色が広がるような。
そんなことをイメージして、スカート澤部さんの歌声やメロディに憧憬を描いて、お願いしました。
澤部さんは打ち合わせ時に、劇中でりのが歌う既成の楽曲があることを大事に思ってくださって、「主題歌は映画のためにも、自分がやらないほうがいい」と言っていて。その言葉を受けて、変ですけど、そう考えていただける澤部さんにぜひ主題歌もやってもらいたいなと思いました。
作ってもらえないかな、どうかなとソワソワしてましたが、結果、映画音楽と主題歌の全てを澤部さんに手がけていただきました。そして、とってもいいんです!
何かをわかることではなく、わかったふりすることではなく、わかろうとすることに光が当たるような作品になった気がします。
スカート・澤部渡
(松居監督のコメントにもありましたが)「不死身ラヴァーズ」のラッシュを観た時、りのが歌っている劇中曲こそこの世界の主題なのでは?と考えてしまい、実際にその曲の方が相応しいのではないか、と提案してしまったぐらいなのですが、監督から「その曲がエンディングだと、りのの物語になりすぎる」と言われた時に腑に落ちたのでした。りのでありながら、りのになりすぎず、物語を包めるような曲を書くのはとても気の張る作業でしたが結果的にすこし不思議で噛み応えのあるポップ・ソングを投げることができて今(というか曲ができてからずっと)、私は本当に嬉しい気持ちでいます。
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『不死身ラヴァーズ』
長谷部りのが“運命の相手”と信じて追いかけるのは、両想いになった瞬間、この世界から忽然と消えてしまう甲野じゅん。二人は人生の中で何度も出会い、その度にりのは「好き」と伝え、両想いになり、じゅんが《消える》という出来事を繰り返していく。それでも諦めないりののどこまでも真っすぐな「好き」が起こす奇跡の結末とは──。
出演:見上愛、佐藤寛太、落合モトキ、大関れいか、平井珠生、米良まさひろ、本折最強さとし、岩本晟夢、アダム、青木柚、前田敦子、神野三鈴
監督:松居大悟
原作:高木ユーナ「不死身ラヴァーズ」(講談社「別冊少年マガジン」所載)
脚本:大野敏哉、松居大悟
製作幹事:メ~テレ、ポニーキャニオン
製作プロダクション:ダブ
2024/日本/カラー/103分/5.1ch/ヨーロピアンビスタ/G
日本公開:2024年5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー
配給:ポニーキャニオン
公式サイト
©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 ©️高木ユーナ/講談社