『π〈パイ〉 デジタルリマスター』新場面写真10点が解禁!
- Fan's Voice Staff
『ブラック・スワン』『ザ・ホエール』のダーレン・アロノフスキー監督のデビュー作をA24がデジタルリマスターした『π〈パイ〉 デジタルリマスター』の新場面写真10点が解禁されました。
数字に取りつかれた男の妄想を超感覚的に描き、1998年サンダンス映画祭で監督賞を受賞したダーレン・アロノフスキーの衝撃のデビュー作。その製作費はわずか6万ドル。
主人公マックス・コーエンの挑戦と同じように、一見不可能と思われることに挑み、インディペンデント映画の予算とリソースを自由に使ってテンポの速いSFスリラーを作り上げた脚本家・監督のダーレン・アロノフスキー。コーエンがコーヒーカップや木の葉に数学的な無限の可能性を見出したのと同じように、アロノフスキーは経済的な制約を芸術的なチャンスと捉え、初めて長編映画を製作するエリック・ワトソンと一緒に、6万ドルの予算を捻出。友人や家族から100ドルの出資を募り、映画が儲かれば全員に150ドルを渡すと約束し、結果的に、全員が小切手を受け取ることになりました。
キャストとクルーは、プロダクションアシスタントからアシスタントカメラマン、アロノフスキーまで全員が、1日200ドルの前払い給与と、映画の最終的な興行収入に対して成功報酬を分配するという同じ報酬で働きました。
ロケ地には、共同プロデューサーの父親が所有するブルックリンにある照明工場のさびれた部屋を使用。アロノフスキーの母親シャーロットがケータリングを担当し、父親のエイブラハムが凶悪犯の一人を演じたほか、他の“ちょい役”のほとんどが友人や家族で、あらゆる意味で“家族愛”に満ちた作品となっています。
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『π〈パイ〉デジタルリマスター』
天才的IQと数学能力を誇るマックス・コーエン。宗教真理からウォール街の株価予測まで、世界は全て数式で説明できると確信しており、マンハッタン・チャイナタウンの自宅にある自作コンピューターで日々神秘の数字の法則探しにのめり込んでいる。そして、ついに核心に触れると思った瞬間、彼は謎の組織から付け狙われはじめ、そして彼の脳内には異常な変化が起こり始める──。
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ショーン・ガレット、マーク・マーゴリス、スティーヴン・パールマン
原題:π
1998年/アメリカ/モノクロ/ビスタ/4K/5.1chデジタル/85分/字幕翻訳:林 完治
日本公開:2024年3月14日(木)ホワイトシネクイントほか全国順次ロードショー
配給:ギャガ
公式サイト
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