杉咲花主演『52ヘルツのクジラたち』本予告＆本ポスターが解禁！

Fan's Voice Staff

2021年本屋大賞を受賞した町田そのこ著のベストセラー小説を成島出監督が映画化した『52ヘルツのクジラたち』の本予告と本ポスター、追加キャスト第4弾、主題歌情報が解禁されました。

海中で鳴くクジラの声から始まる本予告。「これは、クジラの声？」と尋ねる三島貴瑚（杉咲花）の問いに、「この〈52ヘルツのクジラ〉の鳴き声は、他のクジラたちには聴こえない。世界で一番孤独なクジラって言われてるんだ」と答える安吾（志尊淳）。映し出される映像は、岬に立つ貴瑚、見つめる先には、髪の長い少年の後ろ姿（桑名桃李）。

続いて、虐待を受けながらもヤングケアラーとして家族を支える貴瑚の過酷な日常と、虐待の跡を持ち「ムシ」と呼ばれる少年の悲しみがオーバーラップしていきます。痛々しい傷を抱え、ふらふらと道路へ歩き出す貴瑚を間一髪救い出したのは、安吾。「三島さん、新しい人生を生きてみようよ」と優しい笑顔で語り掛ける安吾に、貴瑚は「生きたい…！」と堰を切ったように泣き出し──。

本ポスターでは、東京から海辺の街に移り住んだ貴瑚の自宅の広い海を望む象徴的なテラスで、貴瑚を中心に安吾と少年が3人で静かにたたずむ様子が切り取られています。安吾は貴瑚を優しく見つめ、貴瑚は安吾の方を見ていますが、目線は交わしておらず、 3人の関係性が意味することは？

本ビジュアルの写真を撮影したのは、気鋭の若手写真家・八木咲。

追加キャスト第4弾として発表されたのは、貴瑚の家の修理を手掛け友人となった村中真帆役の金子大地、「ムシ」と呼ばれる少年の母・品城琴美役の西野七瀬、貴瑚の母親・三島由紀役の真飛聖、少年を可愛がっていた元隣人の藤江役の池谷のぶえ。

主題歌には、Saucy Dogが書き下ろした「この長い旅の中で」。以下、コメントが到着しています。

石原慎也（Saucy Dog）
僕自身、心から信頼する事がどうも苦手で
「どうせ裏切られるかもしれない」
「本来の自分を見てくれる人はいるのか？」
と思いながらややこしく生きているんですが、そんな自分を1人の人間として見てくれる人が実は沢山いて、ちゃんと怒ってくれたり、心配してくれたり。
そんな人を「信頼したい」という思いから作りました。
最後のサビの「例えば君がペテン師でも君を信じて後悔したい」というのはそこから来ている僕の感情そのものです。

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