パルムドール受賞『落下の解剖学』2024年2月23日公開決定！日本版本予告＆本ポスターが解禁！

第76回カンヌ国際映画祭〈最高賞〉パルムドールを受賞し、第81回ゴールデングローブ賞で作品賞など4部門にノミネートされているジュスティーヌ・トリエ監督のヒューマンサスペンス『Anatomy of a Fall』（英題）が、邦題を『落下の解剖学』として2024年2月23日（金・祝）より公開されることが決定し、日本版本予告と本ポスター、新場面写真7点が解禁されました。

人里離れた雪山の山荘で、目の不自由な息子（ミロ・マシャド・グラネール）が、血を流して倒れている父親を発見。息子の悲鳴を聞いた母サンドラ（ザンドラ・ヒュラー）は「3階から落ちたみたい」と救助を要請するも、すでに夫は死亡。ところがその死には不審な点が多く、“唯一現場にいた”“前日に夫と喧嘩をしていた”サンドラに夫殺しの嫌疑がかけられていきます。事件の真相を追っていく中で、夫婦の秘密や嘘が暴露され、登場人物の数だけ〈真実〉が現れますが──。

本ポスターで描かれるのは、一面に広がる真っ白な雪の上で倒れる夫の姿を見つめる妻と息子と愛犬の姿。家族以外に誰も目撃者がいない純白の世界の中で、いったい何があったのか。

場面写真では、雪の上で血を流して倒れる夫の姿に向き合う母子の様子や、事件後では笑顔さえ疑わしく見えてくる仲睦まじい夫婦のスナップショット、裁判で夫殺しの罪によって尋問されるサンドラの姿、この事件の“唯一の証人“として、法廷に立つ息子が捉えられています。

主人公サンドラ役を務めたザンドラ・ヒュラーは、作家としての知的なポーカーフェイスの下で、底なしの冷酷さと自我を爆発させる圧巻の演技を披露。本年度の賞レースで主演女優賞の有力候補となっています。

監督を務めたのは、『ヴィクトリア』のジュスティーヌ・トリエ。カンヌで審査員長を務めた奇才リューベン・オストルンド監督は「強烈な体験だった」と称賛し、トリエは長編4作目にして、パルムドールを受賞した史上3人目の女性監督となりました。

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『落下の解剖学』（英題：Anatomy of a Fall）

人里離れた雪山の山荘で、男が転落死した。はじめは事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻サンドラ（ザンドラ・ヒュラー）に殺人容疑が向けられる。現場に居合わせたのは、視覚障がいのある11歳の息子だけ。事件の真相を追っていく中で、夫婦の秘密や嘘が暴露され、登場人物の数だけ〈真実〉が現れるが──。

監督：ジュスティーヌ・トリエ
脚本：ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ
出演：ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール、アントワーヌ・レナルツ　
2023年／フランス／カラー／ビスタ／5.1chデジタル／152分／字幕翻訳：松崎広幸／G／原題：Anatomie d’une chute

日本公開：2024年2月23日（金・祝）TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー！
配給：ギャガ
公式サイト
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