『ブレット・トレイン』ワールドプレミア開催!ブラッド・ピットら豪華キャスト集結!
- Fan's Voice Staff
伊坂幸太郎の大ベストセラー小説「マリアビートル」をブラッド・ピット主演で映画化した『ブレット・トレイン』のワールドプレミアが、ロサンゼルス現地時間8月1日(月)に開催されました。
会場には、劇中に登場するマスコットキャラクター“モモもん”カラーに染められたピンクカーペットが出現!カーペット沿いは、ドリンクの自動販売機やガチャガチャマシン、ビニール傘自動販売機、さらには電車の自動改札機やコインロッカー、駅の売店や立ち食いうどん屋まで、さながら日本の駅のホームにいるような、本作の舞台である日本への愛を感じさせる空間が登場しました。
ワールドプレミアには、主人公レディバグ役のブラッド・ピットのほか、デヴィッド・リーチ監督、“運命”を語りたがる剣の達人エルダー役の真田広之、殺し屋コンビのタンジェリン役とレモン役を演じたアーロン・テイラー=ジョンソンとブライアン・タイリー・ヘンリー、狡猾で悪魔のような性格の女子学生プリンス役のジョーイ・キング、レディバグになぜか恨みを持つメキシコ No.1 の殺し屋ウルフ役のバッド・バニーことベニート・A・マルティネス・オカシオ、超高速列車の乗務員役のマシ・オカやマスコットキャラクターの“モモもん”ら、個性あふれるキャストが大集結。
熱狂的な観衆に囲まれる中、鮮やかなライトグリーンのジャケットと涼しげなバギーパンツで登場したブラッド・ピット。「この映画は僕らが経験してきた状況(パンデミック)に対する、完璧な癒しだと感じたよ」「脚本を読むと笑いがこみ上げてくるし、撮影現場でもたくさん笑った。今こうして夏の時期に公開することができて、皆が外に出て一緒に集うことができるなんて、まさに完璧だ」と笑顔で挨拶。自身の代表作のひとつである『ファイト・クラブ』で出会い、かつて自身のスタントマンをしていたデヴィッド・リーチ監督に関して「今や彼は監督となり、彼独自の表現方法を身につけている」と賛辞を送り、「(撮影中)僕らはいつもジャッキー・チェンのことをたくさん話していたよ。僕らは大ファンなんだ。彼はバスター・キートンのような存在だと思っている」「彼のような演技をすることは、僕は今までやったことがないから、とても楽しかった」と、当時の思い出を振り返りました。
さらに、先日発表された来日に関する質問に対して、ピットは「日本に行くのが待ちきれないよ!」「映画を気に入ってもらえることを願ってる。すごく面白いからね!」と、ファンに向けて熱いメッセージを送りました。
ハリウッドでの活躍も目覚ましい真田広之は、日本が原作の作品に出演することに関して「伊坂さんの原作が世界公開の映画として作られるということで、やはり日本人としては嬉しいですし、そこに参加できたということはすごく光栄です」と述べ、ブラッド・ピットとの初めての共演に関しては「最初の顔合わせ、カメラテストの時から、すごく気さくで、フレンドリーで、それでいて紳士だし、常に現場を和やかにしてくれましたね」「彼とリーチ監督の信頼関係が長年にわたって築かれているというのがあるので、一緒に楽しんで作っている雰囲気がスタッフ全員に伝わってくるんですよね。最初からいいチームワークでできたのが、とっても助かりましたし、楽しめました」と語りました。
現場の様子について、真田は「楽しく映画少年たちが集まって(笑)、砂場でお城を作っているような、そんな雰囲気」だったと言い、「本当にアイディアを出し合って作ったという感じですね。すごく楽しかったです」と楽しそうに振り返り、日本のファンに向けては「原作を読まれた方も、そうでない方も、また違った楽しみ方ができると思います。独特な世界観に浸っていただき、東京から京都へ行く新幹線に乗り合わせてしまったような気持ちで、一緒にライブ感覚で楽しんでいただけたらと思います。感染対策に気をつけながら、ぜひ映画館で見ていただきたい映画です。どうぞお楽しみに!」と呼びかけました。
エレガントな白のロングドレスで登場したジョーイ・キングは、「日本の皆さん、こんにちは!この映画をお届けできることがとても嬉しいです。すごく楽しい撮影でした!私は映画と全く同じように、新幹線で東京から京都まで行ったことがあるんです。素晴らしい経験でした。ファンの皆さんがこの映画を見てくれるのが待ち遠しいです!」と日本のファンへメッセージを送りました。
デヴィット・リーチ監督は、日本を舞台にした作品であるにも関わらず、新型コロナウイルスの影響で日本に行くことができなかったため、最初は制作の難しさに直面したと言いつつ、「(映画は)誇張されたバージョンの世界でもあるから、視覚的なセットを作り上げることはアーティストとしてとても自由な(開放的な)経験でもあった」、結果的に「コミックのような誇張された世界を作り上げることで、映画がより良いものになったと思う」と自信を見せました。
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『ブレット・トレイン』(原題:Bullet Train)
原作/伊坂幸太郎「マリアビートル」(角川文庫刊)
監督/デヴィッド・リーチ
脚本/ザック・オルケヴィチ
キャスト/ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・小路、真田広之、マイケル・シャノン、バッド・バニー(ベニート・A・マルティネス・オカシオ)、サンドラ・ブロック
US公開日:2022年8月5日予定
2時間6分/R15+
日本公開/2022年9月1日(木)全国の映画館で公開!
配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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