『君の名前で僕を呼んで』バレーボールシーンのコメンタリー映像解禁！

80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く青春映画『君の名前で僕を呼んで』。世界中から熱狂的な賛辞が贈られ、第90回アカデミー賞で4部門（作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞）にノミネート、見事脚色賞（ジェームズ・アイヴォリー）を授賞した注目作が、ついに4月27日（金）より全国公開され、満席回続出の大ヒットとなっています。

今回、主人公のエリオ（ティモシー・シャラメ）がオリヴァー（アーミー・ハマー）に惹かれる重要なシーンのコメンタリー映像が解禁！

主演のティモシー・シャラメが「ここはすごく重要なシーンだ」と語る本シーンは、原作では数ページにわたって繊細に描かれる場面。映画ではわずかな時間の触れ合いながらも、原作を忠実に再現しています。

真っ昼間、野外でバレーボールを楽しむエリオやオリヴァー。強い日差しの中、エリオがテーブルから取ってきた水を友達に渡そうとしたその瞬間、走ってきて横取りするオリヴァー。そのままエリオの肩に手をおき水を飲み、咄嗟に離れようとするエリオですが、オリヴァーはそのまま優しくエリオの肩に触れ、マッサージします。

シーン自体は一見すると何気ない一瞬のふれあいですが、ティモシー・シャラメは、「ここはすごく重要なシーンだ。彼に惹かれていると感じる瞬間。戸惑う瞬間。このシーンにはかなり緊張してた。なぜなら原作は、2人のこの一瞬のふれあいを何ページも使って描いていたからだ。」と、本シーンについて語っています。

突然触れられた驚き、戸惑い、嬉しいのか、困惑しているのか、揺れているエリオの心情を、絶妙な表情と仕草で見事に表現しているティモシー・シャラメの演技力も光るシーンです。意図してなのか、意図せずにか、何気なくティモシーにタッチするオリヴァーの仕草も、混乱しながらも少し喜んでいるかのようにも見えるエリオの仕草も、見ているだけでドキドキが止まらない、ざわつく恋心を描いたシーンの裏側を語る貴重なコメンタリー映像に注目です。

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『君の名前で僕を呼んで』（原題：Call Me By Your Name）

1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。

監督／ルカ・グァダニーノ
脚色／ジェームズ・アイヴォリー
原作／アンドレ・アシマン
出演／出演：ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、ほか
2017年／イタリア、フランス、ブラジル、アメリカ／カラー／ビスタ／5.1ch／132分

日本公開／2018年4月27日（金）TOHOシネマズ シャンテ他で全国公開
提供／カルチュア・パブリッシャーズ／ファントム・フィルム
配給／ファントム・フィルム
©Frenesy, La Cinefacture