『ブラックバード』主演スーザン・サランドンより日本の観客へメッセージ動画が到着!著名人4名からの称賛コメントも!
- Fan's Voice Staff
『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル監督による新作『ブラックバード 家族が家族であるうちに』の日本公開に先立ち、主演スーザン・サランドンより日本の観客へメッセージ動画と、著名人4名からの称賛コメントが到着しました。
自らの意思で死を選択する母親を演じたサランドンは、「ブラジルやイタリアなど、母親の影響が強い国があるけど、日本は違うと思ってた。でも取材の時に日本も同じだと気づいた」「だからこの映画を見てほしい」と語り、「日本にまた呼んで欲しい」とラブコールを送っています。
以下、著名人からのコメントです(敬称略/順不同)
シトウレイ(ストリートスタイルフォトグラファー・ジャーナリスト)
感情を押さえ抱え込んで、波風立てずに穏やかに過ごす生き方と、感情をぶつけ合い、
傷つけあいつつ強い絆で結ばれ暮らす生き方と。
どちらの人生が最終的に良いのかは終りを迎えるその時までは、分かる術などないのだけれど。
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
永遠の別れを前に繰り広げられるディープな人間模様。王様ゲームのごとく、強く美しい母の指令には誰も逆らえません。
女性として最高に幸せで理想の終活に感動と羨望がこみ上げました。
鈴木涼美(文筆家)
死を覚悟して望むのが子供だったらその決断は家族に許されないだろう。
では不治の病ではなかったら?余命がもっとずっと長かったら?
年齢が40代だったら?
許される境界線がどこにあるかなんて実はわからない。
誰かと深く関わり、自分のことのように思う、自分のことのように思われる、という行為は、
優しいようで実はとても暴力的なものでもあるのだ。
自分と相手の境界線が曖昧で、所有しあっているような錯覚をもたらす「家族」であれば尚更。
松田純(静岡大学名誉教授、「安楽死・尊厳死の現在」(中公新書刊)著者)
母は娘たちに「強く自由に生きよ」と説いて育ててきた。そのプレッシャーに押しつぶされそうになったアナの葛藤が、この映画のもう一つの見所だ。人間はいつも「強く自由」でいられるのだろうか。これが映画が投げかける問いだ。
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『ブラックバード 家族が家族であるうちに』(原題:Blackbird)
監督/ロジャー・ミッシェル
脚本/クリスチャン・トープ
出演/スーザン・サランドン、ケイト・ウィンスレット、ミア・ワシコウスカ、サム・ニール、リンゼイ・ダンカン、レイン・ウィルソン、ベックス・テイラー=クラウス、アンソン・ブーン
2019年/アメリカ、イギリス/英語/97分/スコープサイズ/5.1ch/原題:Blackbird/日本語字幕:斎藤敦子/PG12
日本公開/6月11日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給/プレシディオ、彩プロ
公式サイト
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