窪田正孝が三池崇史監督初のラブストーリー『初恋』に主演!カンヌ映画祭「監督週間」選出作
- Atsuko Tatsuta
カンヌ国際映画祭の併設部門としてフランス監督協会が主催する「監督週間」に選出された三池崇史監督『初恋』で、窪田正孝が主演を務めていることが発表されました。
『初恋』は、バイオレンス・アクションで定評のある三池監督が初のラブストーリーに挑む野心作。希有の才能を持つプロボクサーの葛城レオが、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる人生で最高に濃密な一晩を描きます。
主役の葛城レオを演じるのは、窪田正孝。現在放送中の「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」が絶好調で、2020年度前期のNHK連続テレビ小説「エール」への出演も決定している超人気俳優です。三池崇史監督とタッグを組むのは、「ケータイ捜査官7」以来約10年ぶり。
三池崇史監督は世界各国の映画祭の常連で、カンヌ映画祭は『無限の住人』(17年)以来2年ぶり7回目、「監督週間」には『極道大戦争』(15年)以来4年ぶり3回目の参加となります。
平成の終わりに『孤狼の血』で日本のフィルムノワールを復活させた東映が、令和に入り新時代のノワール・フィルムでアート映画の殿堂カンヌに殴り込みをかけます。
本作のカンヌ映画祭「監督週間」への選出を受けて、三池監督、窪田正孝からのコメントが届きました。
三池崇史監督
「初めて撮ったラブストーリーがカンヌに選ばれた。幸せです。
バイオレンスよ、さらば!!」
窪田正孝
「ケータイ捜査官7のオーディションで三池監督と初対面してから約10年が経ちます。
現場で監督が演出する1カット1カットがとにかく面白くて、その魅力に、その空間にしがみついて役を生きていたいと当時感じたのを思い出しました。
再び、三池ワールドに帰ってくる機会をもらえて本当に嬉しかったです。
挑戦してみたかったボクサー役。
もう一度、面と向かって監督とセッションできたのは本当に幸せな時間でした。
今作がカンヌ国際映画祭「監督週間」にも選出され、三池さんにまた新しい世界を魅せてもらえた気がします。
本当に底知れない人間的魅力、チカラ、器が三池監督にはあるのだと思います。話してると普通の大阪のオッサンなのに(笑)映画 『初恋』ぜひ、よろしくお願い致します」
尚、本作の日本公開は2020年予定です。
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『初恋』(英題:First Love)
監督/三池崇史
主演/窪田正孝
企画プロデュース/紀伊 宗之(東映)
プロデューサー/Jeremy Thomas(Recorded Picture Company)
プロデューサー/坂 美佐子(OLM)
制作/OLM
日本公開/2020年公開
配給/東映
© 2020「初恋」製作委員会