『バンブルビー』メイキング映像が東京コミコンで上映!続投決定の玄田哲章がステージ登壇
- Fan's Voice Staff
千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン 2018」のメインステージで、メガヒット・シリーズ『トランスフォーマー』の最新作『バンブルビー』スペシャルトークイベントが開催されました。
開催二日目となり前日にも増して熱気に満ち溢れた東京コミコンの会場内。バンブルビーを模した黄色い服に身を包んだファンや、ハイクオリティなコンボイのコスプレのファンなど、シリーズファンも多数詰め掛け、立ち見者続出の中イベントがスタートしました。
冒頭、超満員のメインステージに「トランスフォーーーム!!」と力強い声が響き渡ると、シリーズでコンボイ司令官=オプティマス・プライムの声を演じている玄田哲章さんが登場、観客から大声援で迎えられました。
声優としてレジェンドとも呼べる経歴を持つ玄田さんですが、意外にも今回が東京コミコンは初参加。本場アメリカ・サンディエゴのコミコン限定だったバンブルビーのTシャツを着て登場した玄田さんは、「今日はバンブルビーを応援に来ました!このイベントが本当に楽しみです!」と興奮が抑えきれない様子で挨拶しました。
アニメ版から34年に渡って『トランスフォーマー』シリーズに携わってきた玄田さんは、2007年公開の第1作目『トランスフォーマー』について「実写版なんて考えられなかったのに、ついに実現すると聞いて、(オプティマスを)誰がやるのかな、自分もやりたいなと思っている中でオーディションに参加しました。日本のファンの皆さんが”オプティマスは玄田じゃないと見に行かない!”と応援してくれたこともあり、無事に決まったので、本当に皆さんのおかげです!」と振り返り、さらにその素晴らしい声に魅了されたハリウッドから他のビジネスのオファーが届いたそう。「アメリカに来ないか、あなたの声と仕事がしたい、とお話をもらいました。でも、玄田は英語できるのか?と言われて…(笑)。何事にもチャレンジだとは思いながらも、最終的にはお断りしました」という逸話も披露してくれました。
最新作については、「どこまで言っちゃっていいのかな?吹替版に声を入れてきました!(オプティマスの)出番しっかりあります!」と『バンブルビー』の吹替版制作、さらにオプティマス・プライム役への玄田さん続投決定が発表されると会場のボルテージは最高潮に。
続けて、主演のヘイリー・スタインフェルドとトラヴィス・ナイト監督が本作に込めた想い語った、撮影中の特別映像、さらに予告編が披露されると、玄田さんも「ワクワクするね!絶対に劇場で見たいね!」と目を輝かせ、「バンブルビーと少女チャーリーの2人の物語で、愛らしくてお茶目なバンブルビーは金属生命体じゃないかのように人間に近い存在になっていた。撮影も大変だったと思うけど、本当に話しているかのよう。いつもカマロだったのが今回はフォルクスワーゲンになってカッコいいし、トランスフォームもたっぷりやるし、可愛くて思わず笑っちゃう。2人のドラマも楽しめて間違いなく感動すると思います」と、熱く最新作をアピールしました。
ここで、玄田さんを応援すべくバンブルビー(着ぐるみ)が駆け付け、会場から「かわいいー!」と歓声があがるなか、玄田さんも「相変わらずかわいいな!なんか喋れよ(笑)!やっぱり黄色が似合うよね。はじめて会えたから嬉しい」と喜んでいると、会場のスピーカーから「ところでオプティマス・プライム、今回のバンブルビーって話せるの?」との声が!玄田さんも思わず「あ!今喋ったよね!?え?喋れたのビー!?」と身を乗り出すものの、すぐさまいつもの機械音に戻ってしまい、今作のバンブルビーが喋るかどうかの真相は劇場への持ち越しに。
本作は、バンブルビーと少女チャーリーの出会いがストーリーの軸になるとみられていますが、そのチャーリーを演じているのが『トゥルー・グリット』(10年)で若干13歳でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた若き演技派ヘイリー・スタインフェルド。なんとヘイリーからは、日本のためだけにビデオメッセージが届きました!
「ほんとにかわいいね~!画面にいるとすごく目を引く。これからが楽しみな女優さんですね」と玄田さんもコメント。さらに東京コミコン会場限定の特典付きムビチケカードや、さらに”オプティマス兄貴の励ましボイスメッセージ”が特典としてついてくるオンラインムビチケが紹介され、玄田さんは「これやりました!「私はオプティマス・プライム。これから皆に勇気を上げよう。こんな感じでいろんなパターンあります!」と励ましボイスを生披露するなど、サービスたっぷりで会場を沸かせました。
最後には「こんなに大勢、ありがとうございます。本作から変わった監督の目の付け所もあって、切なくなったり楽しくなったり、こんなトランスフォーマー今まであったかな!?と思うような作品です。それに、バンブルビーがなぜ声を失ったのか、その謎も明かされるのでファンの皆さんはたまらないはず。3月、劇場にお集まりいただき、大いに楽しんでほしいです!たのむよ!トランスフォーーーーム!!!」とオプティマス兄貴らしい強力な激アツエールを送り、公開に向け大いに盛り上がる華々しいイベントは幕を閉じました。
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『バンブルビー』(原題:Bumblebee)
自分の居場所を見つけられない思春期の少女チャーリーは、海沿いの小さな廃品置き場で、ボロボロの黄色い車を見つける。「バンブルビー」と名付け、修理したこの車が、やがて普通の車ではないと気づくのに、時間はかからなかったー。1987年、まだ地球は平和な生活を送っていた。その時までは。
監督/トラヴィス・ナイト
原案/クリスティーナ・ホドソン
脚本/クリスティーナ・ホドソン、ケリー・フレモン・クレイグ
製作/ドン・マーフィ、トム・デサント、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、マイケル・ベイ
製作総指揮/スティーヴン・スピルバーグ、ブライアン・ゴールドナー、マーク・ヴァーラディアン、クリス・プリガム
キャスト/ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、ジョージ・レンデボーグJr.、ジョン・オーティス、ジェイソン・ドラッカー、パメラ・アドロン、ステファン・シュナイダー
全米公開:2018年12月21日
日本公開/2019年3月22日(金)
配給/東和ピクチャーズ
公式サイト
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