レオス・カラックス監督『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』日本版予告編＆ポスターが解禁！

Fan's Voice Staff

第77回カンヌ国際映画祭カンヌプレミア部門で上映されたレオス・カラックス監督新作『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

パリの現代美術館ポンピドゥセンターはカラックスに白紙委任する形で展覧会を構想していたところ、「予算が膨らみすぎ実現不能」になり、ついに開催されることはなかく、その代わりとして作られたのが『ITʻS NOT ME イッツ・ノット・ミー』。「いま君はどこにいる？（Où en êtes-vous, Leos Carax ?）」というポンピドゥーからの問いへのアンサーとして、カラックスの全てが凝縮された42分のスペクタクルとなっています。

カウントダウンと「MERDE」のテロップから始まる予告編は、スパークスの「Without Using Hands」にのせて、ポンヌフの橋で踊り回り続ける人、『汚れた血』のドニ・ラヴァンの疾走、ジュリエット・ビノシュの疾走、『怪人マブゼ博士』『ポーラX』のギヨーム・ドパルデューとカテリナ・ゴルベワ、文豪フョードル・ドストエフスキーや歌手で活動家のニーナ・シモン、マリリン・モンロー、アナキストのシャンソン歌手レオ・フェレと若きカラックスが二人でタバコを吸う写真、爆弾を投下する戦闘機やウクライナの女性活動家オクサナ・シャチコのアーカイブ、新たに撮り下ろされたベッドに横たわる子どもたちや娘ナスチャがピアノを弾くシーンなど、さまざまなジャンル・フォーマットの映像や写真が夢の断片のようにコラージュされていき、カラックスの記憶と思考を垣間見る映像となっています。

なお、4月26日（土）からの劇場公開に先駆け、ユーロスペースでレオス・カラックス監督のQ&A付き先行上映が実施されます。

登壇日時：①3月24日（月）19:15の回（本編終了後Q&A）、②3月26日（水）17:30の回（本編終了後Q＆A）
登壇ゲスト：レオス・カラックス監督（※予告なく変更となる場合があります）
会場：ユーロスペース（東京都渋谷区円山町1-5 3F）
料金：1,900円均一（※ムビチケ・各種割引・招待券全て使用不可）
販売：オンライン：3月18日（火）AM0:00よりユーロスペース公式サイト
劇場窓口：3月18日（火）劇場オープン時より
※インターネット販売で完売になった場合は、窓口販売はありません。

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