カンヌ映画祭グランプリ『関心領域』5月24日公開決定！

Fan's Voice Staff

第76回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した『The Zone of Interest』が、邦題を『関心領域』として5月24日（金）より全国公開されることが決定しました。

「The Zone of Interest」とは、第二次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュヴィッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉。映画では、アウシュヴィッツ強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしが描かれます。

イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、『アンダー・ザ・スキン種の捕食』（13年）のジョナサン・グレイザー監督が10年の歳月をかけて映画化。製作は、昨年度のアカデミー賞で作品賞ほか最多7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のA24。

第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミアされ、「他にはない衝撃的なホロコーストドラマ」「観客はこの冷酷な傑作から目を背けることはできない」「この映画を観た経験は一生忘れないだろう」と絶賛され、グランプリを受賞。第81回ゴールデングローブ賞では作品賞（ドラマ部門）、非英語映画賞、作曲賞にノミネート。「Time」、「IndieWire」、「Rolling Stone」、「The Guardian」など有力媒体が選ぶ2023年ベスト映画にも選出されるなど、世界中から熱い注目を集めています。

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