『緑の夜』日本版予告編が解禁！

Fan's Voice Staff

ファン・ビンビン＆イ・ジュヨンが共演を果たした映画『緑の夜』の日本版予告編が解禁されました。

保安検査員として働く主人公ジン・シャの前に現れた、緑の髪色をした女。花火のようなタトゥーが覗く胸元に目を奪われ、触れられる肩、戯れに踏まれる足、今にも零れ落ちそうな灰を受け止めるために差し出される手のひら。予告編では、ジン・シャの独白と相まって、どこか白昼夢のような雰囲気の中、二人が惹かれ合っていく様子が映し出されますが、場面は一転。夜の闇を切り抜けるべく奮闘する二人の姿が、疾走感のある映像とともに続きます。不遜で挑発的な表情の男たち、意味深な目線をバックミラー越しに投げかけるジン・シャの夫、「こいつに許される必要が？」という緑の髪の女による叫び。「全ては運次第」と言いながらも、どこか居場所を見つけたような様子の二人に待ち受けるものとは──。

監督は、長編デビュー作『Summer Blur（原題）』が高く評価されたハン・シュアイ。中国から韓国に渡り、抑圧された生活を送る主人公ジン・シャを「武則天-The Empress-」『355』のファン・ビンビンが、危うくミステリアスな緑の髪の女を「梨泰院クラス」『ベイビー・ブローカー』のイ・ジュヨンが演じています。

ベルリン国際映画祭でワールドプレミアされ、10月の釜山国際映画祭での上映には主演俳優陣と監督が揃って登壇。ファン・ビンビンの俳優復帰作ということもあり、韓国での本公開を前に大きな注目を集めました。日本でも第36回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門でお披露目されました。