『ビー・ガン／ショート・ストーリー』10月27日公開決定！日本版予告編＆ポスターが解禁！

中国の奇才ビー・ガン監督による短編映画『ビー・ガン／ショート・ストーリー』が10月27日（金）より劇場公開されることが決定し、日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

カンヌ国際映画祭短編部門で突如発表されたビー・ガン監督待望の最新作は、彼のポエティカルかつ寓話的世界観が凝縮された15分のショートフィルム。黒猫に案山子、ロボット、悪魔といったアレゴリカルエレメンツを登場させ、実存する原風景の中に人工的、未来的なセットを融合させることで、ビー・ガン特有の既視感にも似た映像空間が浮かび上がってきます。

予告編では、帽子にマントを羽織った変わり者の黒猫に導かれて、三人の奇人と出会う過程が詩的な映像で綴られており、より寓話的な世界観を強調した仕上がりとなっています。

ポスタービジュアルのデザインは、『戦場のメリークリスマス』『黒衣の刺客』などを手掛けた成瀬慧が担当。本編の中で印象的な、女性が動く列車の前方扉を開け放つシーンが採用され、奇想天外な物語の先にある、不可思議な世界を覗き見ているようなニュアンスが表現されています。

今回の短編映画は、ワンコイン（500円）でシアターリリースするという実験的な試みが行われます。

なお、本作の公開に合わせて、『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ 3Dバージョン』 が、ヒューマントラストシネマ渋谷にて10月27日より3日間の期間限定プレミア上映、大阪・なんばパークスシネマにて11月3日から3日間の期間限定で公開されることが決定。初公開時がコロナ禍だったため、3D版の上映は関西初となります。この再上映に際し、新ビジュアルも発表。赤い渦の中に浮かび上がるヒロイン（タン・ウェイ）の膝の上にはピストルが置かれ、作品のミステリアスで危険な雰囲気を表現したものになっています。

＝＝

『ビー・ガン／ショート・ストーリー』（英題：A Short Story）

孤独で変わり者の黒猫は、自由になりたい案山子（かかし）に尋ねました。
「この世の中で、一番大切なものは？」
答えに困った案山子は、黒猫に三人の奇人と会うように進言します。

ほろ苦さと引き換えに、希少な飴を配るロボット。
愛する人を忘れるために、食すると記憶が短くなるという麺を啜る女。
時間を操る魔法を使えるようになりたくて、劇場に棲みついた悪魔。

黒猫と三人の奇人たちが誘う、15分間の奇想天外・寓話的映像体験の旅へ。

監督・脚本・製作：ビー・ガン
出演：タン・ジョウ　チェン・ヨンゾン　チェン・グーファ
撮影：リー・ジアネン
美術：ドウ・ルシィ
音響：リ・ダンフェン
衣装：リ・ファ
編集：イ・シャン
音楽：ウァン・ウェン
2022年／中国・フランス／ 中国語／15分／4:3／5.1ch／G

日本公開：2023年10月27日（金）よりヒューマントラストシネマ渋谷にてワンコイン（500円）ロードショー！11月3日（金）から1週間限定公開 大阪・なんばパークスシネマ
配給 :リアリーライクフィルムズ
公式サイト
© Dangmai Films / ReallyLikeFilms

ビー・ガン / ショートストーリー公開記念 『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ 3D版』特別上映決定！
10月27日（金）〜29（日）3日間限定 ヒューマントラストシネマ渋谷
11月3日（金）〜5日（日）3日館限定公開 大阪・なんばパークスシネマ