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2023.06.21 8:00

北欧サイキックスリラー『イノセンツ』7月28日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

北欧の新たなる鬼才エスキル・フォクトによるサイキックスリラー『The Innocents』(英題)が、邦題を『イノセンツ』として7月28日(金)新宿ピカデリーより日本公開されることが決定し、新場面写真11点が解禁されました。

ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子どもたちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚めます。近所の庭や遊び場で新しい力を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめるのでした──。

監督を務めたのは、『わたしは最悪。』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクト。ヨアキム・トリアー監督の右腕として、これまで『母の残像』『テルマ』『わたしは最悪。』の共同脚本をトリアー監督と共に手がけてきました。『イノセンツ』はフォクト監督の長編2作目となり、監督作品は日本劇場初公開となります。

団地を舞台に子どもがサイキック・バトルを繰り広げると言えば、大友克洋の「童夢」を想起する人も多いはずですが、エスキル・フォクト監督はまさに「童夢」からインスピレーションを受けたといいます。撮影監督のシュトゥルラ・ブラント・グロヴレン(『アナザーラウンド』『ハートストーン』)にも、「童夢」の世界観を意識するよう指示。「大友監督の世界は非常にリアルでありながら、スタイリッシュ。作品作りにおいて非常にインスピレーションを得ました」と語る通り、設定や描写だけでなく、張り詰めた緊張感やおぞましさが映像から感じられ、見事にその不吉な世界の踏襲に成功しています。

『イノセンツ』は第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に選出され、ノルウェーのアカデミー賞と称されるアマンダ賞では監督・撮影・音響・編集の4部門で受賞しました。

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『イノセンツ』(英題:The Innocents)

監督・脚本:エスキル・フォクト
撮影監督:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン
出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、サム・アシュラフ、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラ
2021年/ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン/ノルウェー語/カラー/原題:De uskyldige/日本語字幕:中沢志乃 

日本公開:2023年7月28日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
提供:松竹、ロングライド
配給:ロングライド 
公式サイト
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