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2023.06.21 12:00

『バカ塗りの娘』坂東龍汰の新場面写真2点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

津軽塗職人を目指す娘と寡黙な父が、漆や家族と真摯に向き合う姿を堀田真由主演で描く『バカ塗りの娘』に出演する坂東龍汰の新場面写真2点が解禁されました。

坂東が演じるのは、津軽塗職人を目指す主人公・美也子(堀田真由)の兄・ユウ。

劇中で美也子が「お兄ちゃんは昔から明るくて人気者で、みんなから似てない兄弟って言われてました」と語るように、内気で引っ込み思案な妹に優しく寄り添うユウは、美也子とは正反対の性格を持つ青年。自分自身は家業を継がず家を飛び出したものの、津軽塗に心惹かれる美也子に一歩踏み込むよう勇気を与える存在です。

そんなユウは実家を出て弘前で美容師として働いており、到着した場面写真の通り、劇中ではメッシュの入った暗い髪色から鮮やかな金髪に変化する姿が見られます。笑顔でピアノを弾くカットからは、その明るくおおらかな雰囲気も伝わってきます。

ユウを演じた坂東龍汰は、2017年にドラマ「セトウツミ」で俳優デビュー。翌年には『EVEN〜君に贈る歌〜』で映画デビューを飾り、その活躍ぶりは年々勢いを増しています。今年に入るとドラマ「リバーサルオーケストラ」でその存在感を遺憾なく発揮し、昨日最終回を迎えた話題のドラマ「王様に捧ぐ薬指」では、ヒロインの初恋相手として物語に波乱を巻き起こすキーパーソンを演じ、今年だけで4本のドラマと3本の映画に出演する活躍ぶりを見せています。

坂東は本作への出演に関して「鶴岡監督の映画がとても好きなので今回お話を頂いた時は素直にとても嬉しく楽しみでした」と語り、津軽塗職人を父に持つユウが自分の夢や目標と葛藤する姿も印象的な役作りについては、「実際に僕の実家もワイン農園をやっていて、僕が継ぐという話まではしませんでしたが、役者の道に進むときに感じた感情などはユウにも少し生かすことが出来たかなと思います」とコメント。

妹への深い愛情を忘れないユウという人物を演じたことについては、「美也子との最初のシーンは妹思いなユウの人柄をうまく表現できたらと思って演じました。父親に対しては色々とぶつかる事の多いユウですが根本の人柄は明るくて優しい、という部分を繊細に見せられたらと」と言い、堀田とは「3度目の共演ということもありとても安心してお芝居ができました。普段からほんわかした空気感の堀田さんは常に現場で美也子にしか見えなかったのでとても撮影に入りやすかったです」と振り返っています。

津軽塗の工程を1カット1カット丁寧に漆を塗り重ねるように撮影された本作。坂東は「津軽塗りの美しい職人技、静けさの中に響く音や画面いっぱいに広がる鮮やかな色は見ていて聞いていて一瞬で引き込まれうっとりしてしまいました」と述べています。

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『バカ塗りの娘』

青木家は津軽塗職人の父・清史郎と、スーパーで働きながら父の仕事を手伝う娘・美也子の二人暮らし。家族より仕事を優先し続けた清史郎に母は愛想を尽かせて出ていき、家業を継がないと決めた兄は自由に生きる道を選んだ。美也子は津軽塗に興味を持ちながらも父に継ぎたいことを堂々と言えず、不器用な清史郎は津軽塗で生きていくことは簡単じゃないと美也子を突き放す。それでも周囲の反対を押し切る美也子。その挑戦が、バラバラになった家族の気持ちを動かしていく──。

出演:堀田真由、坂東龍汰、宮田俊哉、片岡礼子、酒向芳、松金よね子、篠井英介、鈴木正幸、ジョナゴールド、王林、木野花、坂本長利、小林薫
監督:鶴岡慧子
脚本:鶴岡慧子、小嶋健作
原作:髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」(産業編集センター刊)
製作:「バカ塗りの娘」製作委員会
制作プロダクション:アミューズ 映像企画製作部、ザフール

日本公開:2023年9月1日(金)全国公開、8月25日(金)青森県先行公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
©2023「バカ塗りの娘」製作委員会