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2023.06.19 12:00

『ファルコン・レイク』日本版予告編&本ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第75回カンヌ国際映画祭監督週間で上映された、14歳を迎える少年と16歳の少女の忘れられないひと夏を描く『ファルコン・レイク』の日本版予告編と本ポスター、新場面写真10点が解禁されました。

母親(モニア・ショクリ)の親友ルイーズのもとでひと夏を過ごすため、家族4人でケベックの湖畔にあるコテージを訪れた、もうすぐ14歳になる少年バスティアン(ジョゼフ・アンジェル)。森、湖、深い自然に囲まれて過ごす数日間。バスティアンは、メランコリックで大人びた雰囲気の3つ年上のルイーズの娘・クロエ(サラ・モンプチ)に惹かれ、彼女を振り向かせるために幽霊が出るという湖へ泳ぎに行きますが──。

予告編は、16mmフィルムで撮影された味わいのある映像とスタンダードサイズの画角が印象的な仕上りとなっています。

本作で長編監督デビューを果たしたカナダの新鋭シャルロット・ル・ボンは、本作で表現された独創的な世界観と16mmフィルム撮影で映し出す映像美が高く評価され、今年5月に開催された第76回カンヌ国際映画祭では短編部門の審査員に抜擢されました。

原作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞に輝き、日本でも人気を博すバンド・デシネ (フランス語圏のマンガ)の名手バスティアン・ヴィヴェスによる「年上のひと」(リイド社刊)。原作者も映像化はできないと考えていた繊細な物語を、監督自ら脚本を手掛け、映画化しました。

主演に抜擢されたのは、撮影時14歳の新星ジョゼフ・アンジェル。ヒロインには約400人もの中から選ばれたサラ・モンプチが据えられ、さらには、グザヴィエ・ドラン作品の常連としても知られるモニア・ショクリが主人公の母親役として出演しています。

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『ファルコン・レイク』(原題:Falcon Lake)

監督・脚本:シャルロット・ル・ボン
出演:ジョゼフ・アンジェル、サラ・モンプチ、モニア・ショクリ
原作:バスティアン・ヴィヴェス「年上のひと」(リイド社刊)
2022年/カナダ、フランス/カラー/1.37:1/5.1ch/100分/PG12/字幕翻訳:横井和子

日本公開:2023年8月25日(金)渋谷シネクイントほか全国順次ロードショー
提供:SUNDAE
配給:パルコ
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