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2023.06.16 10:00

『エリザベート 1878』日本版予告編&新場面写真8点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で演技賞を受賞したヴィッキー・クリープス主演作『エリザベート 1878』の日本版予告編と新場面写真8点が解禁されました。

ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われ、「シシィ」の愛称で広く知られるオーストリアの伝説的皇妃エリザベートを、大胆かつ自由奔放な表現で現代に蘇らせた本作。予告編では、映画音楽も手掛けるフランスの人気シンガー、カミーユの楽曲「She Was」にのせて、40歳を迎えたエリザベートが抱える、「美」の象徴として世間からの期待に応えることへの葛藤や、夫であるオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフからの圧力に反抗していく姿が描かれています。

場面写真では、ハプスブルク帝国が最後の輝きを放っていた19世紀末を、史実に捉われない斬新な演出や美術で再現した様子や、ファッションアイコンとしても知られるエリザベートの煌びやかなドレスをはじめとした衣装が確認できます。

本作の見所のひとつである衣装を手掛けたモニカ・バッティンガーは、2023年のオーストリア映画賞や、ノースダコタ映画批評家協会賞、第35回シカゴ映画批評家協会賞で衣装デザイン賞にノミネートされました。

なお、宝塚歌劇団、東宝ミュージカルの人気演目『エリザベート』も手掛ける演出家の小池修一郎より鑑賞コメントが到着しています。

小池修一郎(宝塚歌劇団演出家)
今まで「謎めいた」と形容されて来たオーストリー皇后エリザベート。その人生の真実を、1878年1年間の彼女の生活を追うセミ・ドキュメンタリー的なタッチで描く異色作。女性監督ならではの視点が、彼女の生き方に新たな光を当てている。

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『エリザベート 1878』(原題:Corsage)

ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベート。1877年のクリスマス・イヴに40歳の誕生日を迎えた彼女は、コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するために奮闘するも、厳格で形式的な公務にますます窮屈さを覚えていく。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日々のような刺激を求めて、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や古い友人を訪ねる中、誇張された自身のイメージに反抗し、プライドを取り戻すために思いついたある計画とは——。

監督・脚本:マリー・クロイツァー
出演:ヴィッキー・クリープス、フロリアン・タイヒトマイスター、カタリーナ・ローレンツ、マヌエル・ルバイ、フィネガン・オールドフィールド、コリン・モーガン
2022年/オーストリア、ルクセンブルク、ドイツ、フランス/ドイツ語、フランス語、英語、ハンガリー語/114分/カラー・モノクロ/2.39:1/5.1ch/字幕:松浦美奈/字幕監修:菊池良生 

日本公開:2023年8月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開
提供:トランスフォーマー、シネマライズ、ミモザフィルムズ
配給:トランスフォーマー、ミモザフィルムズ
後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京、ドイツ連邦共和国大使館
公式サイト
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