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2023.06.09 12:00

ラーム・チャラン主演『ランガスタラム』日本版予告編&新場面写真10点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

『RRR』『マガディーラ 勇者転生』の主演で人気沸騰中のラーム・チャランが自ら最高傑作のひとつと述べる『ランガスタラム』の日本版予告編と新場面写真10点が解禁されました。

小さな農村“ランガスタラム村”を舞台に、ラーム・チャラン演じる気のいい難聴の若者チッティの恋物語を交えながら、村を牛耳る金貸しの村長「プレジデント」から村を救おうと、兄のクマールと共に危険を顧みず立ち上がるスリルあふれる物語。予告編は、チッティが美しい娘・ラーマラクシュミ(サマンタ)に一目ぼれする姿や、のどかな農村の風景から始まり、そして、「プレジデント」から村人を救おうと立ち上がり、スリルあふれるアクションシーンへと続いていきます。「ここは舞台〈ランガスタラム〉ではない 戦場だ!」という演説の声が、不穏な物語の展開を予感させます。

到着した場面写真ではラーム・チャランの様々な表情が切り取られ、本作が変化に富んだ、たくさんの魅力を湛えた物語であることが伺えます。

変化に富んだダンスや骨太なストーリーが人気を呼び、インドでの封切時に幾つもの劇場で100日超えの連続上映を達成。興収においても21億6千万ルピー(約35億円)を記録し、同年公開のテルグ語映画としては2位以下を大きく引き離す形での首位となりました。

監督のスクマールは、寡作ながらじっくりと練り込んだ脚本によって知られる個性派で、現在最も注目を浴びる映画人のひとり。本作はフィルムフェア賞サウスでの主演男優賞(ラーム・チャラン)、第66回インド国家映画賞の音響賞など数々の映画賞を獲得し、高い評価を受けています。

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『ランガスタラム』(英題:Rangasthalam)

1985年のアーンドラ・プラデーシュ州中部、ゴーダーヴァリ川沿岸の田園地帯、ランガスタラム村。チッティ・バーブ(ラーム・チャラン)は、モーターを使って田畑に水を送り込むことを生業にする労働者。難聴で、他人の声がよく聞き取れない障碍を持っているが、さほど気にせずに毎日を楽しく暮らしている。彼は近所に住むラーマラクシュミ(サマンタ)に惚れて、調子はずれな求愛をする。一方、村は「プレジデント」を自称する金貸しブーパティによって牛耳られている。チッティ・バーブの兄で中東ドバイで働いているクマール・バーブは、帰省した際にプレジデントが好き放題にする故郷の村の有様に心を痛め、州会議員ダクシナ・ムールティの力添えで、村長選挙に立候補して政治家として村の生活を改善していこうと思い立つが…。

監督・脚本:スクマール
撮影:R.ラトナヴェール
音楽:デーヴィ・シュリー・プラサード
編集:ナヴィーン・ヌーリ
製作会社:マイトリ・ムーヴィー・メイカース
キャスト:ラーム・チャラン、サマンタ、プラカーシュ・ラージ ほか
2018年/インド/テルグ語/174分

日本公開:2023年7月14日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国公開
配給:SPACEBOX
©Mythri Movie Makers