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2023.05.18 15:00

『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

オーストリアの作家ツヴァイク最期の傑作「チェスの話」を映画化したヒューマンサスペンス『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』の日本版予告編とポスタービジュアル、新場面写真6点が解禁されました。

公証人であるヨーゼフ(オリヴァー・マスッチ)が、妻のアナ(ビルギット・ミニヒマイアー)とダンスをしながら優雅な夜を過ごす姿から始まる予告編。ところが状況は一転し、彼は秘密国家警察・ゲシュタポに突然拉致されてしまいます。ゲシュタポのフランツ=ヨーゼフ・ベーム(アルブレヒト・シュッヘ)から、「あなたが管理してる貴族の資産を渡しなさい」と迫られ、「なんの話だかわからない」としらを切ると、そのまま“特別処理室”へと監禁されてしまうヨーゼフ。その後、家具以外何もない一室で精神的な拷問をうけ衰退、錯乱していきますが、一冊のチェスの本を手に入れてから、彼はチェスの世界へとのめり込んでいきます。

場面は切り替わり、船上で繰り広げられるチェスの大会にヨーゼフの姿が。彼はどうやってナチスから逃れることができたのか?その答えが明かされる時、彼の物語はひっくり返され、もう一つの事実が立ち上がり──。

場面写真では、ゲシュタポのフランツ=ヨーゼフ・ベームの姿や、船上で繰り広げられるチェス大会にくわえて、ナチスを支持する突撃隊が車をさまたげるシーン、ダンスパーティーを楽しむヨーゼフ夫妻、監禁前に暖炉で書類を燃やすヨーゼフ、神妙な面持ちで車から顔を覗かせるアナの様子が切り取られています。突撃隊が車をさまたげるシーンは、実際にウィーン市庁舎の裏で撮影された映像であり、総勢180人のエキストラが参加した迫力満点のシーンとなっています。

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『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』(英題:The Royal Game)

ロッテルダム港を出発し、アメリカへと向かう豪華客船。ヨーゼフは久しぶりに再会した妻と船に乗り込む。かつてウィーンで公証人を務めていたヨーゼフは、ヒトラー率いるドイツがオーストリアを併合した時にナチスに連行され、彼が管理する貴族の莫大な資産の預金番号を教えろと迫られた。それを拒絶したヨーゼフは、ホテルに監禁されるという過去を抱えていた。一方船内ではチェスの大会が開かれ、世界王者が船の乗客全員と戦っていた。船のオーナーにアドバイスを与え、引き分けまで持ち込んだヨーゼフは、彼から王者との一騎打ちを依頼される。ヨーゼフがチェスに強いのには悲しい理由があった。王者との白熱の試合の行方と共に、衝撃の真実が明かされる──。

監督:フィリップ・シュテルツェル
原案:シュテファン・ツヴァイク
出演:オリヴァー・マスッチ、アルブレヒト・シュッへ、ビルギット・ミニヒマイアー
2021/ドイツ/ドイツ語/112分/カラー/5.1ch/シネマスコープ/原題:Schachnovelle/G/字幕翻訳:川岸史

日本公開:2023年7月21日(金)シネマート新宿他全国ロードショー
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ 
公式サイト
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