ダリオ・アルジェント監督『ダークグラス』新場面写真9点が解禁！

第72回ベルリン国際映画祭でプレミア上映された“ホラーの帝王”ダリオ・アルジェント監督の最新作『ダークグラス』の新場面写真9点が解禁されました。

瞬き針責めや蛆虫プールなど、恐ろしい描写で人々にトラウマを植え付けてきたダリオ・アルジェント監督。10年ぶりに放つ新作は、目の不自由な女性がサイコパスの殺人鬼に脅かされる“見えない恐怖”をスタイリッシュに映像化しました。

主人公のディアナが事故後に目覚める病室は監督お得意の極彩色に染まり、青を基調とした中にも真っ赤な小物を配置。監督デビュー作『歓びの毒牙』（70年）の女性ばかりを狙う連続殺人鬼を彷彿とさせる青白く輝くナイフを掲げ今にも迫り来る人影や、 鮮血の魔術師とも呼ばれるアルジェント監督の十八番である血みどろに横たわる女性の姿など、自身の過去作へのオマージュが随所に見られます。

幻想的な日蝕やその日蝕を覗き込む真っ赤なルージュを引いたディアナ、白いバンに向かって発砲する眩い光など、監督こだわりの映像美とスリリングなドラマ展開を予期させるカットも。さらに、 『トラウマ 鮮血の叫び』（93年）や『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』（12年）にも出演している監督の娘アーシア・アルジェント演じる歩行訓練士のリータが、ディアナを献身的に支える姿も切り取られています。

監督が82歳にして発表した本作は、『スリープレス』（01年）、『デス・サイト』（04年）、『オペラ座 ／血の喝采』（87年）などでタッグを組んだフランコ・フェリーニと共に脚本を担当し、 自身のキャリアへの原点回帰とも言える生粋のジャッロ作となっています。

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『ダークグラス』（英題：Dark Glasses）

監督／ダリオ・アルジェント 
脚本／ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ 
音楽／アルノー・ルボチーニ
出演／イレニア・パストレッリ、アーシア・アルジェント、シンユー・チャン
原題：Occhiali neri 　　

日本公開／2023年4月7日（金）新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
提供／ロングライド、AMGエンタテインメント
配給／ロングライド
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