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2023.02.10 12:00

『トリとロキタ』日本版本予告が解禁!ダルデンヌ兄弟の来日決定!

  • Fan's Voice Staff

ベルギーの名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の最新作『トリとロキタ』の日本版本予告が解禁されました。

ロキタがトリの学校の終わりを待ち「会いたくなった」とじゃれ合う様子から始まる本予告。仲睦まじく歌ったりする明るい様子から事態は一転、トリが「どうして(ロキタの)ビザがおりないの?」と面接官に尋ねると、「力になれない」と突き放されてしまいます。

二人はアフリカからやってきて、ベルギーを目指す道中で出会った偽の姉弟。祖国にいる家族への仕送りのため、ビザを取得し正規雇用に就くことを望むロキタ。現在はトリと共に麻薬の運び屋をすることで生計を立てており、警察に目をつけられるなど常に危険と隣り合わせの暮らしを送っています。

ある日、密航を斡旋した仲介業者に稼いだ金を奪われたロキタは、一刻も早くビザを手に入れようと、運び屋よりもさらに危険な仕事に手を出してしまいます。精神的に不安定なロキタを支えるため傍にずっといたトリは、命の危険を顧みずにロキタの元へと向かいますが、再会した二人に生き抜く道はあるのか──。

カンヌでパルムドールと女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペに出品され、世界中で90賞以上を獲得しているベルギーの巨匠ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ。『トリとロキタ』では二人の代名詞とも言える、BGMなし、演技未経験の主演俳優、削ぎ落された作劇に加え、先の読めないサスペンスが極められています。

ダルデンヌ兄弟

2020年の前作『その手に触れるまで』(19年)公開時には来日予定だったものの、新型コロナウイルス感染拡大により中止となり、ベルギーから愛のあるメッセージを届けてくれたダルデンヌ兄弟。今回、6年ぶりの来日が決定し、2月28日(火)に都内でプレミアイベントが開催されます。

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『トリとロキタ』(原題:Tori et Lokita)

監督・脚本/ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 
出演/パブロ・シルズ、ジョエリー・ムブンドゥ、アウバン・ウカイ、ティヒメン・フーファールツ、シャルロット・デ・ブライネ、ナデージュ・エドラオゴ、マルク・ジンガ
2022年/ベルギー=フランス/カラー/89分/Tori et Lokita

日本公開/2023年3月31日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国順次ロードショー!
配給/ビターズ・エンド
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