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2023.02.09 19:00

「シャンタル・アケルマン映画祭 2023」4月7日より開催決定!

  • Fan's Voice Staff

「シャンタル・アケルマン映画祭 2023」が4月7日(金)〜4月27日(木)にヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されることが決定しました。加えて、「追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭」が4月28日(金)より、映画監督ジャン・ユスターシュの特集上映が8月に開催されます。

『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』© Chantal Akerman Foundation

フランスを中心に活躍したベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマン。平凡な主婦の日常を描き、映画界に革命を起こした3時間を超える大作『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』は昨年、英国映画協会が10年ぶりに更新した「史上最高の映画100」にて1位に選ばれるなど、注目を集めました。

昨年開催された「シャンタル・アケルマン 映画祭」は記録的な大ヒットとなり、第二弾となる今回は、日本では劇場初公開となる作品もラインナップ。昨年上映された『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』 を含む5本に加え、ミュージカル『ゴールデン・エイティーズ』や『一晩中』、傑作ドキュメンタリー『家からの手紙』『東から』といった4本の長編と、記念すべき処女短編『街をぶっ飛ばせ』が新たに上映されます。

『街をぶっ飛ばせ』Collections CINEMATEK – ©Chantal Akerman Foundation

さらに、5月6日(土)より東京日仏学院エスパス・イマージュでも「シャンタル・アケルマンをめぐって」と題し、3本のアケルマン監督作『ジャンヌ・ディエルマン〜』『アメリカン・ストーリーズ』『No Home Movie』、さらには『ジャンヌ・ディエルマン〜』の制作過程を記録した『ジャンヌ・ディエルマンをめぐって』を上映。

4月28日(金)からは、2022年に惜しまれつつもこの世を去ったヌーヴェル・ヴァーグの旗手、ジャン=リュック・ゴダール監督の特集上映が開催。上映作品・詳細は順次発表される予定。

8月には、寡作ながら強烈なインパクトを残したポスト・ヌーヴェル・ヴァーグを代表する映画監督ジャン・ユスターシュの特集上映が開催されます。4K デジタルリマスターで甦った220分の大作『ママと娼婦』をはじめ、スクリーンでは滅多に観ることができない幻の作品の数々に触れる絶好の機会となります。

シャンタル・アケルマン映画祭2023

2023年4月7日(金)〜27日(木)
ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催 ほか全国順次ロードショー

★『街をぶっ飛ばせ』(68年/短編)※劇場初公開
『私、あなた、彼、彼女』(74年)
『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(75年)
★『家からの手紙』(76年)※劇場初公開
『アンナの出会い』(78年)
★『一晩中』(82年)※劇場初公開
★『ゴールデン・エイティーズ』(86年)
★『東から』(93年)※劇場初公開
『囚われの女』(00年)
『オルメイヤーの阿房宮』(11年)

★=今回、新たに上映される作品
公式サイト

シャンタル・アケルマンをめぐって

2023年5月6日(土)〜14日(日)、20日(木)、21日(金)東京日仏学院エスパス・イマージュにて開催

『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コルメス河畔通り23番地』(75年)
『アメリカン・ストーリーズ』(89年)
『ジャンヌ・ディエルマンをめぐって』(05年)サミー・フレー監督作品
『No Home Movie』(原題/15年)

追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭

2023年4月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町にて開催 ほか全国順次ロードショー

上映作品、詳細は順次発表
公式サイト

ジャン・ユスターシュ映画祭

2023年8月、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催ほか全国順次ロードショー

『ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版』(73年)ほか上映
上映作品、詳細は順次発表
公式サイト

主催/マーメイドフィルム
配給/マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム