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2023.02.03 14:00

ケイト・ブランシェット主演『TAR/ター』新場面写真9点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ケイト・ブランシェット主演のサイコスリラー『TAR/ター』の新場面写真9点が解禁されました。

主人公は、世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター(ケイト・ブランシェット)。到着した場面写真では、ターが⼼の⽀えでもあるヴァイオリン奏者のシャロン(ニーナ・ホス)と過ごす様⼦や、⾃宅で指揮の構成にふける姿など、“現代音楽界を牽引する圧倒的カリスマとして君臨するター”の⽇常と、そんな彼⼥を取り巻く様々な思惑を抱えたキャラクターたちが切り取られています。

監督と脚本は、これまで手掛けた長編映画『イン・ザ・ベッドルーム』と『リトル・チルドレン』で、2作ともにアカデミー賞脚色賞にノミネートされたトッド・フィールド。「唯一無二のアーティスト、ケイト・ブランシェットに向けて書いた」という、絶対的な権力を振りかざす天才指揮者リディア・ターの物語を、その鋭敏な表現力によって作り上げました。

トッド・フィールド監督は本作の発想について「子どもの頃に何が何でも自分の夢を叶えると誓うが、夢が叶った途端、悪夢に転じるというキャラクターについてずっと考えていた」と振り返り、「リディア・ターは芸術に人生を捧げた結果、自分の弱みや嗜好をさらけ出すような体制を築き上げてしまったことに気づく。彼女はまるで全く自覚がないかのように、周囲に自分のルールを強要する。しかし、作家のジャネット・マルカムが言うように、『自覚していたとしても、非道は許されない』のだ」と語っています。

共演には、『燃ゆる女の肖像』のノエミ・メルラン、『あの日のように抱きしめて』のニーナ・ホス、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のジュリアン・グローヴァー、『キングスマン』のマーク・ストロングら、いずれも実力派揃い。音楽を、『ジョーカー』でアカデミー賞作曲賞を受賞した気鋭のチェリストであり、作曲家のヒルドゥル・グーナドッティルが担当し、全編を美しいスコアで彩ります。

第95回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、撮影賞、編集賞の計6部門にノミネートされています。

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『TAR/ター』(原題:Tár)

世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功する。今や作曲家としても、圧倒的な地位を手にしたターだったが、マーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。そんな時、かつてターが指導した若手指揮者の訃報が入り、ある疑惑をかけられたターは、追いつめられていく──。

監督・脚本/トッド・フィールド
出演/ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング、ジュリアン・グローヴァー
音楽/ヒルドゥル・グーナドッティル

日本公開/ 2023年5月12日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
ほか全国順次ロードショー
配給/ギャガ
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