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2023.01.28 11:00

横浜流星主演『ヴィレッジ』4月21日公開決定!新場面写真が解禁!

  • Fan's Voice Staff

藤井道人監督が横浜流星を主演に迎え、一人の男の変化と社会構造の歪みを浮き彫りにするヒューマンサスペンス『ヴィレッジ』の公開日が4月21日(金)に決定し、新場面写真が解禁されました。

美しいかやぶき屋根が並ぶ山あいの霞門村(かもんむら)。のどかな景観におよそ似つかわしくないゴミ処理施設で働く作業員の片山優(横浜流星)は、かつて父親がこの村で起こした事件の汚名を背負い、村中から蔑まれ絶望の中を生きてきました。霞門村の村長である父・修作(古田新太)の権力を傘にやりたい放題の透(一ノ瀬ワタル)に目の敵にされ、わずかな給料は母親の君枝(西田尚美)がギャンブルで作った多額の借金の返済に消えていくのでした。

村人たちから向けられる視線は冷たく、存在そのものを否定されているかのように生きるしかない孤独に耐える毎日を送っていたある日、上京していた幼馴染の美咲(黒木華)が帰ってきます。久しぶりの再会を懐かしむ美咲にも優は心を閉ざしたまま、「なんで帰ってきたの?」と責めるように問いかけます。血縁や慣習に縛られた村を逃れて上京したはずの美咲だったが、都会での生活に敗れ傷つき、戻る場所は生まれ育ったこの村しかなかったのでした。

優と同じくゴミ処理施設で働きはじめた美咲は、事あるごとに優を気にかけ、絶望の中にいる優に優しく手を差し伸べます。“村”というこの世界から否定され続けてきた優にとって、美咲はたった一人の理解者であり、彼にとって残された一筋の光となり、お互いに傷を抱えた優と美咲は、心の穴を埋め合うかのように、いつしか惹かれ合っていきます──。

到着した場面写真では、まるで取り憑かれているかのような虚ろな眼差しで、村に受け継がれてきた薪能の面を見つめ、閉ざされた村の中でひとり孤独に耐え、絶望と怒りを目に宿した危うげな優の表情や、薪能の祭りへ訪れた際の優と美咲、村長である父・修作の権力を傘に優をコケにする透らの様子が切り取られているほか、ごみ処理施設の敷地で優と共に作業にあたる龍太(奥平大兼)、表情なく金網の向こうに広がる何かを見つめる美咲と、弟・恵一(作間龍斗)の姿が確認できます。

さらに、霞門村に受け継がれる伝統的な薪能の数少ない舞手であり、ある事件をきっかけに村を離れて刑事となった光吉(中村獅童)が美咲に能の稽古をつけるシーンも。村長として豪腕を振るう修作が優に語りかける意味深なワンシーンからは、どこか不穏な空気も感じられます。

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『ヴィレッジ』

夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優(横浜流星)は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で働く作業員に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す──。

出演/横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗、淵上泰史、戸田昌宏、矢島健一、杉本哲太、西田尚美、木野花、中村獅童、古田新太
監督・脚本/藤井道人
音楽/岩代太郎
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー/河村光庸 
制作プロダクション/スターサンズ
制作協力/Lat-Lon
製作幹事/KADOKAWA
製作/「ヴィレッジ」製作委員会

日本公開/2023年 全国公開
配給/KADOKAWA、スターサンズ
公式サイト
©️2023「ヴィレッジ」製作委員会