ジュリア・ロバーツ＆ジョージ・クルーニー共演『チケット・トゥ・パラダイス』ワールドプレミア開催！

Fan's Voice Staff

バリ島を舞台にジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーが“元”夫婦役として共演するコメディ『チケット・トゥ・パラダイス』のワールドプレミアがロンドン現地時間9月7日（水）に開催され、ハリウッドの2大スターと若手俳優たちがレッドカーペットに集結しました。

左より）ケイトリン・デヴァー、ジョージ・クルーニー、リュカ・ブラヴォー、ジュリア・ロバーツ、ビリー・ロード、マキシム・ブディエ Photo by Tim P. Whitby/Getty Images for Universal

レスタースクエアの一角に設置された、作品をイメージしたトロピカルな南国の花がふんだんに飾られた会場に入ることができたファンは約800名。ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツをはじめとする豪華キャストや監督が姿を見せると歓声が沸き、大変な盛り上がりとなりました。イギリスの他、オーストラリア、ドイツ、フランス、スペイン、中近東など約30媒体のメディアも集まり、キャスト陣らは熱心にファンサービスやサウンドバイツをこなしました。

Photo by John Phillips/Getty Images for Universal

本作では夫婦生活をたった5年で終え、ひとり娘のためだけに20年間「家族」という関係を続けてきたカップルをクルーニーとロバーツが好演。愛娘が卒業旅行先のバリ島で出会ったばかりの青年と恋に落ち、スピード婚目前の娘を止めるために不仲から一転、“一時的な協定”を結び様々な方法で娘の結婚を止めるべく画策します。

『オーシャンズ』シリーズを彷彿とさせるクルーニーとロバーツの“元夫婦役”は息の合った丁々発止のやり取りで、「夫婦あるある」のコミカルなシーンを量産。プレミアでも劇中の二人を彷彿とさせるユーモアたっぷりの息の合ったやり取りを見せる二人でしたが、ロバーツは「私はジョージとしか共演したくなかった」と、今回の相手役はクルーニーでなくてはなかったとコメント。クルーニーは「笑うべき時がやってきたと感じるんだ。ここ数年、皆が大変な時を過ごしてきたと感じるから、今こそ笑う時だ、とね」「僕たちは本作を一緒にやりたかった。そして、楽しい作品をやるのに良い時が来たと思ったんだよ。人類にとって大変な数年間の後だったからね」と語りました。

Photo by Tim P. Whitby/Getty Images for Universal

Photo by John Phillips/Getty Images for Universal

映画館の大スクリーンで観るべき作品かという問いに対しては、ロバーツは「こう言うと私たちは実年齢よりも上に聞こえるかもしれないけれど、暗闇に座って、見知らぬ人たちと一緒に笑いを分かち合うという古風な体験こそが、私にとって映画をマジカルなものにしてくれること。本作のような作品がそうしてくれる」と語り、クルーニーもまた「コメディは集団で観ると面白くなるものだろう？一人で家のソファに座って観ると、『へえ、今の面白かったな』という程度だが、（映画館の）部屋だと勢いが増すものだ」と続けました。

新作を心待ちにしている日本のファンに向けてロバーツは「こんにちは。ありがとう！ありがとう！」、クルーニーは「日本の皆さんにまた会えるのを楽しみにしているよ。それが実現することを願っている」とメッセージを寄せました。

Photo by Jeff Spicer/Getty Images for Universal

娘リリー役を演じたケイトリン・デヴァーは、劇中とは打って変わってシックな装いで登場。その姿を見つけるとロバーツが叫びながら駆け寄り、「なんてゴージャスなの。オーマイゴッド！元気？本当に綺麗！」と絶賛する一幕も見られました。

クルーニーは、実際の妻アマル・クルーニーと劇中で元妻役のジュリア・ロバーツに挟まれ少し照れながらもにこやかに登場。ほか、本作でリリーのスピード婚の婿役マキシム・ブディエや、ロバーツ演じるジョージアの恋人役のリュカ・ブラヴォー、さらにはビリー・ロードなど次世代を担うフレッシュな俳優も加わり、豪華な顔ぶれのプレミアとなりました。