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2022.08.31 7:00

中島裕翔主演『#マンホール』特報&メインビジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

結婚式前夜にマンホールに落ちたハイスぺック男を描くオリジナルシチュエーションスリラー映画『#マンホール』の主演を中島裕翔が務めることが発表され、特報映像とメインビジュアルが解禁されました。

6年ぶりの映画主演となる中島が演じる主人公・川村俊介は、勤務先の不動産会社での営業成績はNo.1、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男。自身の結婚式前夜に開かれたサプライズパーティで、新たな人生の幕開けを同僚たちに祝われる川村は、パーフェクトな人生に満足げな様子でしたが、その帰り道、酩酊した川村は一人深い穴に落ちてしまいます。

深夜、暗闇のなか目を覚ますと、そこはマンホールの底。手元にあるのはスマホだけ。ところが、GPSは誤作動を起こし、知人や警察も当てにできません。タイムリミットの夜明けが迫る中、唯一通話できた元カノと、SNSでアカウントを立ち上げてつながったフォロワーたちに助けを呼びかけますが、事態は予想外の展開に向かうのでした──。

監督を務めるのは、デビュー作の『鬼畜大宴会』(98年)に始まり、海外映画祭を席巻した『海炭市叙景』(10年)、『私の男』(14年)、『武曲 MUKOKU』(17年)などジャンルに捉われず多くの作品を世に放ち、国際的な評価を受ける熊切和嘉監督。緊張感のある日常描写に定評があり、人物に光を当てるだけではなく、内面の影をも見事に炙り出す演出にも長けた監督です。

そんな熊切監督の印象について、中島は「すごい方というイメージがあったので最初は緊張していたのですが、すごく気さくにしゃべってくださる明るい方。笑顔で『今のよかったよ!!』と現場で1番楽しそうに撮っている純粋な様子がちょっと怖くもあり、こういう人だからこそ狂気に満ち溢れたものを作れるんだなと思いました」と初タッグを振り返りました。

一方、熊切監督は中島を「とにかく身体能力が高い!」と絶賛。以下、コメントが到着しています。

中島裕翔(川村俊介 役)
3週間強の撮影期間だったのですが、もっと長い間撮影していたのではないかというくらい濃い内容でしたので、本当にそれが終わったんだなという実感があります。雨に濡れたり泥や泡にまみれたりと想像以上に大変なことがたくさんありましたが、熊切監督作品の歴史に残る映画に参加できて光栄です。
国内外問わず類をみない、とてもクレイジーな映画が出来上がりました。没入感をもって見て頂けるような作品になっていると思いますので、皆さんもこの映画を見てちょっと息苦しくなってほしいなと思います。見ている人を1度、2度、3度、もっとたくさん驚かせたいと思います!

熊切和嘉(監督)
今回自分のなかでもここまでのジャンル映画というのは初なのですが、中島君が緊迫感を肉体で上手に表現してくれました。2人で演技プランをディスカッションしていくなかで、僕が思っていた以上に中島君のいつもとは違った面が出てくるのも面白かったです(笑)
本当に難儀な台本ではありましたが、スタッフみんなが徹底的にやってくれたことと、中島君が最後まで信じ切って演じてくれたことで、マンホールという狭い空間の中でとても大きな画を描けたような気がしてます。これから仕上げと編集も徹底的にやって、面白い映画に仕上げようと思いますので楽しみにしていてください。

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『#マンホール』

勤務先の不動産会社での営業成績はNo.1、社長令嬢との結婚も決まり、将来を約束された男・川村。結婚式前夜に開かれたサプライズパーティの帰り道、酩酊した彼はマンホールの底に落ちてしまう。深夜、穴の底で目を覚ました川村は、手元にある唯一の道具・スマートフォンを駆使し、GPSで居場所を探るが誤作動を起こしてしまう。警察や友人知人、果ては元カノにまで助けを求めるも状況は悪化の一途をたどるのだった。ついにはSNSでアカウントを立ち上げ、フォロワーに助けを乞いながら脱出を試みるのだが……。

監督/熊切和嘉
原案・脚本/岡田道尚
出演/中島裕翔
制作プロダクション:ツインズジャパン 

日本公開/2023年2月 TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
製作幹事・配給/ギャガ
公式サイト
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