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2022.08.24 18:00

「ニコラス・ウィンディング・レフン レトロスペクティブ」作品別ポスター7点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

デンマーク出身の鬼才ニコラス・ウィンディング・レフン監督の幻の初期作など豪華7作品を上映する回顧展「ニコラス・ウィンディング・レフン レトロスペクティブ」の作品別ポスター7点が解禁され、小島秀夫と滝本誠がお気に入りのレフン監督作を紹介するコメントが到着しました。

2011年、第64回カンヌ国際映画祭で監督作『ドライヴ』が絶賛され、監督賞を受賞したニコラス・ウィンディング・レフン。2012年に『ドライヴ』が日本で劇場公開されてから10年の時を経て、幻の初期作である『プッシャー』3部作ほか監督作6本を含めた豪華7作品が一挙スクリーンに集結します。

解禁されたポスターでは、『ドライヴ』での象徴的シーンであるエレベーターでのカット、『ブロンソン』での強烈な存在感を放つトム・ハーディ、『プッシャー』で長編デビューを果たしたマッツ・ミケルセンの姿などが切り取られています。

レフン監督と親交のある小島秀夫は、“ベスト・ウィンディング・レフン”に『プッシャー2』と『プッシャー3』を、映画評論家の滝本誠は『プッシャー3』を挙げ、次のようにコメントしています。

小島秀夫(ゲームクリエイター)
『プッシャー2』『プッシャー3』:ご存じのように、レフン監督は、「プッシャー」でメジャー・デビューし、興行的にも作品の評価の面でも成功を収めた。しかし、3作目の英語劇「Fear X」の興行が失敗して、負債を抱えてしまう。起死回生のために企画して創ったのが、「プッシャー」の続編だった。「2」では、1作目の主人公フランクの相棒だったトニーが主役を張っている。演じるのはマッツ・ミケルセン。これでレフン監督は大復活を果たす。

滝本誠(映画評論家)
『プッシャー3』:最後の××の捌き方に惚れ惚れ。匠の技です。処理はゲホゲホ、ですが。

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「ニコラス・ウィンディング・レフン レトロスペクティブ」

2022年9月23日(金)より渋谷シネクイントにて開催(3週間限定)
上映作品/『プッシャー』『プッシャー2』『プッシャー3』『ブロンソン』『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』
配給/クロックワークス
公式サイト