『夜明けの詩』日本版予告編＆新場面写真が解禁！

Fan's Voice Staff

小説家の男が、心に深い葛藤を抱えながらも人生を歩み続ける4人との出会いを通じて、閉ざしてきた記憶と向き合うヒーリングストーリー『夜明けの詩』の日本版予告編と新場面写真7点が解禁されました。

まだ冬が残るソウル。主人公の小説家チャンソク（ヨン・ウジン）の「僕が考えた話があります」という語りからスタートする予告編。地下鉄構内にある喫茶店の窓の外を不思議そうに見つめる時間を失くした女（イ・ジウン／IU）は、「小説を読む人の気が知れない。架空の世界を信じてる」とチャンソクに投げかけます。「よく出来た作り話なら信じてしまう。聞きますか？」と物書きらしい回答に、二人の関係性がどの様に変化していくのか。

映像では、ピアノの旋律と共に、想い出を燃やす編集者（ユン・ヘリ）、希望を探す写真家（キム・サンホ）、記憶を買うバーテンダー（イ・ジュヨン）といった登場人物たちとの掛け合いシーンも投影されていきます。「影は光を強くする」という本作の世界観を紐解いていくと共に、公衆電話で妻らしき人物と「僕も会いたい」と話す、悲し気な表情を浮かべるチャンソクも印象的です。

主演を務めるのは、Netflixドラマ『39歳』、映画『愛に奉仕せよ』といった話題作に出演し、柔らかい眼差しや深みのある演技力で観客を魅了する“ロマンス職人”ヨン・ウジン。韓国公開時には、観客に向けたメッセージで「キム・ジョングァン監督と一緒に仕事をする瞬間は本当に感動しましたし、学びの多い撮影でした。素晴らしい俳優の方たちと共演して、みなさんの演技を目の前で見られるだけで非常に光栄でした。今の時代を生きる全ての人々に、心の癒しを与えられる映画だと紹介したいです」と語っています。

共演には、是枝裕和監督の最新作『べイビー・ブローカー』に出演したイ・ジウン／IU、韓国の名バイプレイヤーとして名を馳せる『ビューティー・インサイド』のキム・サンホをはじめ、『サムジンカンパニー1995』のイ・ジュヨン、『ジョゼと虎と魚たち』のユン・ヘリら演技派俳優が集結。生と死、時間、記憶という深遠なテーマを、観客の心に寄り添う癒しの物語に昇華させました。