A24『Zola ゾラ』日本版本予告が解禁！

Fan's Voice Staff

148個のツイートから生まれた、疾走感あふれるオフビートな青春ロードムービー『Zola ゾラ』の日本版本予告が解禁されました。

予告編は、ウェイトレス兼ストリッパーとして働くゾラ（テイラー・ペイジ）が、電撃的に出会い意気投合した友人のステファニ（ライリー・キーオ）から、「一晩で楽に5000ドルも稼げる」と “フロリダの出稼ぎダンス旅”へと誘われるシーンから始まります。唐突な話に戸惑いつつも、踊って大金を稼げるというおいしい話の誘惑に抗えずに決断するゾラ。ところが、それは悪夢の始まりとなり──。旅にはXという、いかにも堅気ではない男と、ステファニの気弱な彼氏のデレクが同行することになり、ノリノリな車内に不穏な雰囲気が漂い始めます。

最初は魅力的に思われたステファニはどんどん暴走し始め、Xもその正体を現わしていき、やがて、踊りに来ただけだったゾラは、予想外の事態に巻き込まれることに。旅の真の目的を知ったゾラから、「あんた、ほんとにおかしいよ！」責められたステファニは、「悪いことしていないし」と言い放ち、全く悪びれない様子。すべては仕組まれていたのだと気付いたゾラは、知恵を巡らせて何とかこの事態から逃れようとしますが、果たしてこの絶体絶命の窮地を脱することが出来るのか──？

監督を務めたのは、人気ブランドmiu miuの女性監督シリーズに抜擢されるなど、各界から注目を集める気鋭の黒人女性監督ジャニクサ・ブラヴォー。主人公のゾラ役には、『マ・レイニーのブラックボトム』でダッシー・メイを演じ、ヴィオラ・デイヴィスやチャドウィック・ボーズマンとの共演で大きな存在感を見せつけたテイラー・ペイジ。

ゾラの相棒でぶっ飛んだダンサーのステファニ役には、エルヴィス・プレスリーの孫としても知られ『マッドマックス　怒りのデス・ロード』『アンダー・ザ・シルバーレイク』などへの出演で注目を集めたライリー・キーオ。第75回カンヌ国際映画祭では「ある視点」部門に選出された監督デビュー作『War Pony』（原題）がカメラドール（新人監督賞）を受賞し、新たな才能も開花させています。

さらに、ジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞撮影賞にノミネートされた撮影監督のアリ・ウェグナーや、ロンドンを拠点として活躍するアーティスト“ミカチュー”ことミカ・レヴィが劇伴として参加。キャストもスタッフも女性がけん引する本作は、フォトジェニックでパワフルな作品に仕上がっており、全米公開当時にはミッシー・エリオットやケイティ・ペリーなどがSNSで言及。カニエ・ウェストは2度鑑賞して劇伴のミックスを発表するなど、多くのセレブ達をも熱狂させました。劇中にはUSHER、MIGOS、2 CHAINZなど、人気アーティストたちの楽曲も満載です。

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『Zola　ゾラ』（原題：Zola）

ウェイトレス兼ストリッパーのゾラはレストランで働いていたところ、客としてやってきたステファニと「ダンスができる」という共通点があることで意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず…。

監督／ジャニクサ・ブラヴォー
撮影／アリ・ウェグナー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』　
音楽／ミカ・レヴィ（ミカチュー）
出演／テイラー・ペイジ、ライリー・キーオほか
2021年／アメリカ／英語／86分／ビスタ／カラー／5.1ch／ R18+／日本語字幕：石田泰子