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2022.03.02 12:00

『インフル病みのペトロフ家』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ロシア演劇界の鬼才にして気鋭の映画作家キリル・セレブレンニコフ監督が、大ベストセラー小説を原作に描きカンヌを驚かせた最新作『インフル病みのペトロフ家』の日本版予告編が解禁されました。

予告編は、MANGA(漫画)を描くのが好きな主人公ペトロフがインフルエンザで咳き込む様子から始まり、やがてそれは息子へ感染し、妄想の世界へ。男たちの銃殺シーン、図書館での衝撃的アクション、2004年のロシアと1976年のソヴィエト、“雪むすめ”の格好をした謎めいた女性、妻ペトロワの叫び…。不穏な世界観を彩るのは、ダークな歌詞と複雑なライムが特徴的なロシアの人気ラッパー・Huskyの楽曲「Revenge」とヴィヴァルディの「四季〜冬」。

「驚異的だ!」(New York Magazine)、「幻覚的長回しはソクーロフ、ブラックユーモアはタランティーノだ!」(Le Journal du Dimanche)というコメントからも、物語の説明より「わからないけど面白そう!」という疾走感がたまらない予告編となっています。

監督は、ロシア演劇界の鬼才として知られ、カンヌをはじめとする数々の映画祭で多数の賞を受賞するなど、すでに映画監督としても世界から注目を浴びている『LETO -レト-』(18年)のキリル・セレブレンニコフ監督。長回しショット、めくるめく場面転換、ロシア社会へのブラックな風刺、型破りな芸術的感性、刺激的なアクションなど、強烈なインパクトに溢れた一作を完成させました。

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『インフル病みのペトロフ家』(英題:Petrov’s Flu)

監督/キリル・セレブレンニコフ
出演/セミョーン・セルジン、チュルパン・ハマートワ、ユリヤ・ペレシリド
原作/アレクセイ・サリニコフ著「Петровы в гриппе и вокруг него(インフル病みのペトロフ家とその周囲)」(邦訳未出)
2021年/ロシア=フランス=スイス=ドイツ合作/146分/DCP/カラー/日本語字幕:守屋愛/原題:Петровы в гриппе

日本公開/2022年4月23日(土)より、シアター・イメージフォーラム他全国順次公開
配給/ムヴィオラ
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