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2022.02.15 7:00

ミア・ハンセン=ラヴ監督『ベルイマン島にて』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたミア・ハンセン=ラヴ監督最新作『ベルイマン島にて』の日本版予告編が解禁されました。

映画監督カップルのクリス(ヴィッキー・クリープス)とトニー(ティム・ロス)がスウェーデンの”フォーレ島”へやってくるシーンから始まる予告編。この島は、巨匠イングマール・ベルイマンが数々の傑作を生みだした場所。彼のかつての仕事場は、現在は世界中のアーティストに開放されており、クリスとトニーは新作のインスピレーションを得ようと、この島でひと夏を過ごすことにしたのでした。

一面真っ青で煌びやかな海に、心が晴れやかになるような青空、大自然の緑に囲まれた時間に、「穏やかで完璧すぎて」「息が詰まる」と言うクリスに対し、涼しい顔で「落ち着くよ」と答えるトニー。“離婚する人が続出した映画”と言われたベルイマン監督の『ある結婚の風景』が撮影された家で過ごすうちに、まるでその魔力にかかったかのように、二人の関係は少しずつギクシャクし始めます。

そんな中でクリスは、フォーレ島で再会し恋心が再燃するかつての恋人同士の物語を紡ぎ始めます。「脚本執筆は拷問みたい」と悪戦苦闘しながら書いた新作の構想を相談しても、「他のことをやれば?」と他人事のような返事しか返さないトニーに苛立ちを隠せないクリス。やがて島で見つけた暮らしや思いがけない出会いが、彼女の心模様を変えていき──。

ミア・ハンセン=ラヴ自身と元パートナーの実体験を彷彿させるクリスとトニー。クリスに扮するのは、アカデミー賞6部門にノミネートされた『ファントム・スレッド』で、ダニエル・デイ=ルイスと共演を果たしたヴィッキー・クリープス。トニー役を、世界的大ヒット作『海の上のピアニスト』のティム・ロスが演じました。

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『ベルイマン島にて』(原題:Bergman Island)

アメリカからスウェーデンのフォーレ島にやってきた映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた二人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えたのだ。やがて島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の初恋を投影した脚本を書き始めるのだが─。

監督・脚本/ミア・ハンセン=ラヴ
出演/ヴィッキー・クリープス、ティム・ロス、ミア・ワシコウスカ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー
2021年/フランス・ベルギー・ドイツ・スウェーデン/英語/113分/カラー/スコープ/5.1ch/日本語字幕:平井かおり/映倫区分:G

日本公開/2022年4月22日(金)シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
提供/木下グループ
配給/キノフィルムズ
後援/スウェーデン大使館
公式サイト
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