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2022.01.31 9:00

ミア・ハンセン=ラヴ監督『ベルイマン島にて』4月公開決定!日本版ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたミア・ハンセン=ラヴ監督最新作『Bergman Island』が、邦題を『ベルイマン島にて』として4月に公開されることが決定!日本版ポスターが解禁されました。

スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなど、今日の巨匠と呼ばれる映画監督たちに、多大な影響を与えた“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマン。彼の熱狂的な支持者の一人であるフランスのミア・ハンセン=ラヴ監督が、ベルイマンの原風景と言われるスウェーデンの島を舞台に撮影した、ひと夏の物語。

時は現代、アメリカからスウェーデンのフォーレ島へとやって来た、映画監督カップルのクリスとトニー。クリスは認められてまだ日が浅く、パートナーのトニーは既に名を成しています。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた二人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えたのでした。やがて島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の“1度目の出会いは早すぎて2度目は遅すぎた”ために実らなかった初恋を投影した脚本を書き始めます。それでも結末だけはどうしても思い浮かばず悩むクリスでしたが、島で見つけた新しい暮らし方や思いがけない出会いが、彼女の心模様を変えていき──。

実在した巨星ベルイマンの人生、実際に多くの映画ファンが訪れ聖地となったフォーレ島、その島で展開される監督カップルのフィクション、劇中劇として紡がれるストーリー、そこに落とされるミア・ハンセン=ラヴ本人の影──現実と虚構が入り混じり、その境目が曖昧になっていきます。

ミア・ハンセン=ラヴ自身と元パートナーの実体験を彷彿させるクリスとトニー。クリスに扮するのは、アカデミー賞6部門にノミネートされた『ファントム・スレッド』で、ダニエル・デイ=ルイスと共演を果たしたヴィッキー・クリープスがクリスに扮し、トニー役を世界的大ヒット作『海の上のピアニスト』のティム・ロスが演じました。

劇中劇として映像化されるクリスの次回作には、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカと『パーソナル・ショッパー』のアンデルシュ・ダニエルセン・リーが登場しています。

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『ベルイマン島にて』(原題:Bergman Island)

アメリカからスウェーデンのフォーレ島にやってきた映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた二人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えたのだ。やがて島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の初恋を投影した脚本を書き始めるのだが─。

監督・脚本/ミア・ハンセン=ラヴ
出演/ヴィッキー・クリープス、ティム・ロス、ミア・ワシコウスカ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー
2021年/フランス・ベルギー・ドイツ・スウェーデン/英語/113分/カラー/スコープ/5.1ch/日本語字幕:平井かおり/映倫区分:G

日本公開/2022年4月、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
提供/木下グループ
配給/キノフィルムズ
後援/スウェーデン大使館
公式サイト
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