『ベニスに死す』3日間限定上映＆タジオの衣装展示、『世界で一番美しい少年』先行有料試写会の開催決定！

Fan's Voice Staff

『ベニスに死す』（71年）で主人公を破滅に導く少年タジオを演じたビョルン・アンドレセンの衝撃の真実を描いたドキュメンタリー『世界で一番美しい少年』の公開を記念し、ヒューマントラストシネマ渋谷にて先行有料試写会、『ベニスに死す』の3日間限定上映、アンドレセン自身がまとった衣装展示の実施が決定しました。

『ベニスに死す』

『世界で一番美しい少年』は、豊富なアーカイブ映像により今明かされる『ベニスに死す』の裏側、 “世界で一番美しい少年”と呼ばれその後の人生を運命づけられてしまったひとりの人間の栄光と苦悩、そして心の再生への道のりを映しだした衝撃のドキュメンタリー。

『世界で一番美しい少年』

先行有料試写会は、公開前日の12月16日（木）に1回限りで開催。上映前には、アンドレセンと同時期にデビューし、歌手・役者・タレントとして活躍する池畑慎之介を迎えたトークショーも実施され、1970年代の日本カルチャーについて、そして、長い間芸能界で活躍する秘訣などを伺う予定です。

『ベニスに死す』の3日間限定上映は、12月17日（金）より実施。『世界で一番美しい少年』と『ベニスに死す』のビジュアルを両面に印刷したとのコラボチラシがこの3日間限定で配布されます。

『ベニスに死す』限定上映に先んじて、アンドレセンがタジオ役として身に着けたセーラー服の現物が12月8日（水）より期間限定で展示されています。このセーラー服は、画家の故・金子國義氏が、ヴィスコンティの衣装係であったウンベルト・ティエリーから日本滞在中の交流のお礼として1981年に譲り受け、金子修氏が所蔵する品。単体で展示されるのは今回が初めてとなります。

『世界で一番美しい少年』トークショー付き先行有料試写会
場所：ヒューマントラストシネマ渋谷　シアター1
日時：12月16日（木）19:00の回（上映前19:00～登壇、19:30～上映開始）
登壇者（予定）：池畑慎之介（歌手・役者・タレント）
料金：1,800円均一（全国共通券・各種割引・株主優待券・各種招待券　使用不可）
オンライン販売：12月13日（月）19:00～　上映開始の20分前まで販売
窓口販売：12月14日（火）劇場オープンより販売開始
※窓口販売は、オンライン販売で残席があった場合のみ販売となります。

『ベニスに死す』3日間限定上映
場所：ヒューマントラストシネマ渋谷
上映日程：12月17日（金）～12月19日（日）
※上映時間、上映料金など詳しくは劇場HPを確認ください。

『世界で一番美しい少年』×『ベニスに死す』コラボレーションチラシ配布
場所：ヒューマントラストシネマ渋谷
配布期間：12月17日（金）～12月19日（日）の間、『世界で一番美しい少年』『ベニスに死す』それぞれの入場者へ1人1枚配布予定（数量限定配布／なくなり次第終了）

『ベニスに死す』衣装展示
場所：ヒューマントラストシネマ渋谷　8Fロビーにて実施
期間：12月8日（水）～12月23日（木）まで（※予定は変更になる場合があります）

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『ベニスに死す』（原題：Morte a Venezia）

1911年。ドイツの名だたる作曲家アシェンバッハは、休暇で水の都ベニスを訪れる。ホテルのサロンには世界各国からの観光客が集まっていたが、アシェンバッハはそこで母親の隣に座る少年タジオ（ビョルン・アンドレセン）に目を奪われた。その時からアシェンバッハはタジオの虜となった──。

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『世界で一番美しい少年』（原題：The Most Beautiful Boy in the World）

“世界で一番美しい少年”と称賛され、一大センセーションを巻き起こした少年がいた。巨匠ルキノ・ヴィスコンティに見出され、映画『ベニスに死す』（71年）に出演したビョルン・アンドレセン。だが彼の瞳には、憂いと怖れ、生い立ちの秘密が隠されていた…。そして50年後。伝説のアイコンは、『ミッドサマー』（19年）の老人ダン役となって私達の前に現れ、その驚愕の変貌ぶりは話題となる。彼の人生に何があったのか。今、ビョルンは、熱狂の“あの頃”に訪れた東京、パリ、ベニスへ向かう。それは、ノスタルジックにして残酷な、自らの栄光と破滅の軌跡をたどる旅──。

監督／クリスティーナ・リンドストロム、クリスティアン・ペトリ
出演／ビョルン・アンドレセン、池田理代子、酒井政利ほか
スウェーデン／英語・スウェーデン語・仏語・日本語・伊後／2021／シネスコ／5.1chデジタル／98分／字幕翻訳：松浦美奈／映倫：G

日本公開／2021年12月17日（金）ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他全国順次公開
配給／ギャガ
公式サイト
© Mantaray Film AB, Sveriges Television AB, ZDF/ARTE, Jonas Gardell Produktion, 2021