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2021.10.13 17:00

『最後の決闘裁判』マット・デイモンとアダム・ドライバーの決闘が幕を開ける本編冒頭シーンが解禁!

  • Fan's Voice Staff

リドリー・スコット監督最新作『最後の決闘裁判』より、命を賭けた世紀の戦いの幕が上がる緊迫の瞬間を描いた4分間の本編冒頭シーンが解禁されました。

今回到着したのは、マット・デイモン演じる騎士カルージュと、アダム・ドライバー演じる従騎士ジャック・ル・グリの命を賭けた決闘裁判が始まる、厳粛で緊張感あふれる冒頭シーン。決闘裁判を一目見ようとフランス中から野次馬が押し寄せ、場内に入りきらない人々が沿道を覆いつくす会場には、第4代国王・シャルル6世や、ル・グリを寵愛するアランソン伯爵ピエール(ベン・アフレック)、両者の家族や親戚、友人たちが勢ぞろい。鎖帷子の長袖とスカート、皮の胴着とクローク、そして皮のキャップ帽に鎖帷子のフード、ヘルメット、ガントレットという総量30キロ近い甲冑を纏い、闘志をみなぎらせながら粛々と準備を進めるカルージュとル・グリ、さらにカルージュが戦いに敗れた際には偽証の罪で火あぶりの刑を受けるマルグリット(ジョディ・カマー)が黒いドレスに身を包み、戦いの行方を見守ります。

「決闘者どちらも馬上か徒歩で戦うこと。その者が好む武器防具を用いてよい」という宣言の下、自らが選んだ武器を持ち「行け!行け!行け!」という合図とともに、世紀の戦いの幕が上がります──。

実話に基づいたこの戦いを再現するために用意された武器は、槍、長いソード、短いソード、短剣、そして斧。カルージュの短剣が、兵士としての彼の評判にふさわしい素朴なものである一方、ル・グリの長いソードは、彼の性格を反映して相手の物よりも派手なものになっています。各武器のカット、彫刻、鋳造、縫い合わせはすべてが手作業で行われ、二人が使う盾も、決闘中に被る損傷を何テイクも撮影する必要があるため、アップのカメラ撮影用や、いつも同じ場所で壊れるようにデザインされたブレイクアウェイ版、戦闘の各パートにおいてそれぞれ使う異なるバージョンが用意されました。どの盾にも、装甲の上に着る刺繍つきのコートと合致する家門の紋章がペイントされており、最終的に50以上の異なる盾、1,000以上の武器ピース、40以上のブレイクアウェイ盾、そして150以上のブレイクアウェイのランス槍が用意されました。

複数のカメラを用いてすべてのアクションを画面2つに分割した構成で捉える特徴的な撮影で映し出される大迫力の決闘シーンは、視覚ビジュアルにおける才能とシネマティックな目利きを持つ映画監督として称賛されるリドリー・スコットの真骨頂。まるでこの決闘裁判を目の前で目撃しているかのような感覚を覚えるほどの臨場感に溢れています。

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『最後の決闘裁判』(原題:The Last Duel)

監督/リドリー・スコット
脚本/ニコール・ホロフセナー、マット・デイモン、ベン・アフレック
原作/エリック・ジェイガー「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」
出演/ジョディ・カマー、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック

日本公開/2021年10月15日(金)全国公開
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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