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2021.09.24 10:00

フレデリック・ワイズマン監督『ボストン市庁舎』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ドキュメンタリー映画の巨匠フレデリック・ワイズマン監督がマサチューセッツ州ボストンの市役所と街の姿を映した『ボストン市庁舎』の日本版予告編が解禁されました。

ボストンは、ワイズマン監督が生まれ現在も暮らす、多様な人種・文化が共存する大都会。映し出されるのは、警察、消防、保険衛生、高齢者支援、出生、結婚、死亡記録など、数百種類ものサービスを提供する市役所の仕事の舞台裏。そして、マーティン・ウォルシュ市⻑をはじめ、真摯に問題に対峙し奮闘する職員たちの姿です。

予告編でも、ボストンの美しい建築物や風景を挟み込みながら、ボストン市⺠の幸せのために、懸命に多種多様な仕事に取り組む市⻑や市役所職員たちの姿が捉えられています。フードバンクや同性カップルの結婚式、NAACP(全米黒人地位向上協会)との話し合いや看護師の支援、野良犬のクレームに至るまで次々と寄せられる市⺠からの電話への対応……。「もし困ったことが発生したら、市⻑の私に電話を。通りで私を見かけたら声をかけて」と市⺠に呼びかけるウォルシュ市⻑。そこには、“誰一人取り残さない政治をしたい”という市⻑らの気概が確かに存在しています。また、2018年秋から2019年冬にかけてのトランプ大統領在任時期に撮影された本作は、トランプ政権下でいかにアメリカ⺠主主義を守るかと言うボストン市庁舎の挑戦の記録でもあります。

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『ボストン市庁舎』(原題:City Hall)

監督・製作・編集・録音/フレデリック・ワイズマン
2020年/アメリカ/英語/272分/カラー/1.78:1/モノラル/DCP/字幕:齋藤敦子

日本公開/2021年11月12日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
配給/ミモザフィルムズ、ムヴィオラ 
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