News

2021.09.17 7:00

スティーブン・スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』日本版本予告&US版新ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

スティーブン・スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』の日本版本予告とUS版新ポスターが解禁されました。

物語の舞台は、1950年代のニューヨーク。夢や成功を求める多くの移民たちがいたマンハッタンのウエスト・サイドでは、社会の分断の中で、貧困や差別に直面した若者たちが同胞の仲間と結束し、各グループは対立。特に、ポーランド系移民のジェッツとプエルトリコ系移民のシャークスは激しく対立し、一触即発の状態に。そんな時、シャークスのリーダーを兄に持つマリア(レイチェル・ゼグラー)は、ジェッツの元リーダーのトニー(アンセル・エルゴート)と出会い、一瞬で惹かれあいます。ふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに──。

解禁予告編はマリアの歌声から始まり、響き渡るのは、名曲「Tonight(トゥナイト)」。異なる立場を超えて、私たちは手を取り合うことができるのか?というメッセージが込められた楽曲が、禁断のラブストーリーの始まりを予感させます。ダンスホールで運命的な出会いを果たすトニーとマリア。ところが、対立するグループ同士の恋は許されず、マリアは兄から「奴には会うな」と釘をさされ、トニーは仲間からシャークスとの戦いへの協力を頼まれます。映像では、恋に落ちる2人を引き裂くようにジェッツとシャークスが激しく対立する様子や決闘シーンが垣間見える他、ミュージカルらしい華やかでエネルギッシュなダンスシーンも散りばめられており、新たな『ウエスト・サイド・ストーリー』への期待が膨らみます。

1957年にブロードウェイ・ミュージカルとして誕生した「ウエスト・サイド物語」は、翌年にトニー賞2部門に輝き、1961年には映画化され作品賞含むアカデミー賞10部門を受賞した珠玉のミュージカル。日本では511日に渡るロングラン上映という驚異の記録を打ち出しました。

そんな世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルの監督を務めるのは、これまで2度のアカデミー監督賞を受賞、多岐に渡るジャンルの名作を送りだしてきた巨匠スティーブン・スピルバーグ。『ウエスト・サイド・ストーリー』を自身の手で映画化することを夢見ていたというスピルバーグ監督にとって、本作は自身のキャリア初のミュージカル作品となります。

今回『ウエスト・サイド・ストーリー』に新たな息を吹き込むのは、新進気鋭のキャストたち。主人公トニーを演じるのは『ベイビー・ドライバー』で注目を浴びた若手実力派俳優アンセル・エルゴート。マリア役は約30,000人のオーディションから選ばれ、最近ではディズニーの実写版「白雪姫」のヒロインへの大抜擢も話題の新星レイチェル・ゼグラー。さらに、映画ファンを歓喜させたのは、61年版映画でアニタ役を演じ、アカデミー賞助演女優賞に輝いたリタ・モレノの本作出演のニュース。ほか、ブロードウェイ・ミュージカルでトニー賞受賞キャストなど、映画とミュージカルの垣根を超え、演技力と歌唱力が揃った伝説のミュージカルにふさわしいキャストが集結しています。

本作を象徴するレナード・バーンスタイン(作曲)とスティーブン・ソンドハイム(作詞)が生み出した、「Cool(クール)」「America(アメリカ)」「Somewhere(サムウェア)」など、誰もが一度は耳にしたことがある珠玉のミュージカル・ナンバーが、新たなキャストによるダイナミックでスタイリッシュなダンスと歌唱によって新生し、振付は現代アメリカのダンス界をけん引するトニー賞受賞のジャスティン・ペック、音楽指揮は今年パリ・オペラ座の音楽監督に就任したグスターボ・ドゥダメルが担当。

本作のタイムレスなテーマをスピルバーグと共にドラマティックに脚本化したのは、トニー賞とピューリッツァー賞受賞のトニー・クシュナー。煌びやかなレジェンド達が、この映画のために集結しました。

==

『ウエスト・サイド・ストーリー』(原題:West Side Story)

製作・監督/スティーブン・スピルバーグ
脚本/トニー・クシュナー
作曲/レナード・バーンスタイン
作詞/スティーブン・ソンドハイム
振付/ジャスティン・ペック
指揮/グスターボ・ドゥダメル
出演/アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デ・ボーズ、マイク・ファイスト、デビット・アルバレズ、リタ・モレノ
全米公開/12月10日

日本公開/2021年12月10日(金)全国ロードショー
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.