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2021.09.16 8:00

桜井玲香主演『シノノメ色の週末』予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

20代女子のほろ苦くも愛おしい物語を桜井玲香主演、岡崎紗絵、三戸なつめ共演で描く『シノノメ色の週末』の予告編が解禁!主題歌を佐藤ミキが担当することが決定しました。

予告編は、高校の廊下を美玲(桜井玲香)とまりりん(岡崎紗絵)、アンディ(三戸なつめ)が走り抜けるシーンから始まります。母校の廃校が決まり10年ぶりに再会した放送クラブの3人。元人気読モの美玲、元地味系のまりりん、ムードメーカーのアンディ。「人って変わるんだねぇ」と、久しぶりに会ったまりりんの変貌ぶりにつぶやく美玲。昔埋めたタイムカプセルを探し校庭を掘り起こしたり、女子高生時代の制服を教室で着てみたり、楽しい時間が流れていましたが、雰囲気は一変、「大人なんだから、もっとちゃんとした仕事した方がいいと思う」と言うまりりんにショックを受ける美玲。「周りは結婚したり、別の仕事始めてる人も多くて」「このままでいいなんて思ってないし」という美玲の本音が溢れ出し、10代の自分は眩しいほど輝いていたのに、今は時間ばかりが過ぎて理想からはまだ程遠い、傷つき、悩み、焦り、何者にもなれない20代の女性たちのモヤモヤが浮き彫りになっていきます──。

新人・佐藤ミキが担当する主題歌は、作詞・高橋久美子(作家、作詞家)、作曲・金澤ダイスケ(フジファブリック)の強力タッグで本作のために書き下ろされた「東雲の空」。佐藤の優しさと強さを併せ持った“シルキーボイス”が映画を切なさと優しさで包み込みます。

佐藤ミキ

監督を務めた穐山茉由は、これまで自主映画や短編映画などを発表し、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』(18年)が、若手映画監督の登竜門にもなっている「MOOSIC LAB」2018年度長編部門でグランプリ、最優秀男優賞、女優賞、ミュージシャン賞の主要部門4冠受賞、第31回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門にも出品されたほか、オーストラリア・中国での上映も決定するなど、国内外で高い評価を受けた新鋭。長編商業映画初作品となる本作では、監督の持つ会社員と映画監督というダブルワークの経験をもとに、社会で働く女性たちの心理を、独自の目線で鋭く柔らかくオリジナル脚本で描き出しました。

2019年9月に乃木坂46を卒業後は女優として活動し、数々の舞台に出演し注目を集めている桜井玲香が映画初主演。共演には、今泉力哉監督作品『mellow』ほか数々の映画やドラマに出演する岡崎紗絵と、モデルやタレントとして、無邪気な明るいキャラクターで幅広く活躍し、『おちょやん』では、主人公おちょやんの亡くなった母・サエを演じ、その存在感や魅力が評判を集めた三戸なつめ。

以下、コメントが到着しています。

佐藤ミキ
映画「シノノメ色の週末」は、青春時代に自分のやりたかったこと、
好きだったものを思い出させてくれる素敵な作品です。
自分にとって本当に大事なものはなにか、
フジファブリックの金澤ダイスケさん、高橋久美子さんが愛情込めて作って下さったこの楽曲を、
私も想いを込めて歌わせて頂きました。
主題歌「東雲の空」がこの映画に寄り添い、
皆様の背中をそっと押してくれるような楽曲になりますように。

金澤ダイスケ(フジファブリック)
誰しもが持つノスタルジーに寄り添えられるような、そんな曲になればと思い曲を書きました。
遠く離れた人や近くにいる人、思い出や記憶も然り、自分との「距離」を意識せずにはいられない、そんな時代の中で自然に作る事ができた曲なのかなと思います。
制作過程もスムーズで、こちらからのリクエストをすぐに何十倍にもしてくれたところは流石の一言です。
曲の世界に、等身大で主人公になれる存在でありながら、強さも弱さも恐れずに歌える佐藤ミキさん、素晴らしいです。「東雲の空」たくさんの人の元へ届いて欲しい曲です。

高橋久美子(作家・作詞家)
きっと誰もが身に覚えのある痛みだなと思いました。
当時の肌感覚と少しの希望を自分に言い聞かせるように紡いでいきました。
美しい楽曲と、佐藤ミキさんの切なく強い歌声、そして映画の彼女らに導かれた歌詞です。
見終わったあと、さらに余韻を広げてくれたらいいなと思います。

桜井玲香(主演)
誰もが経験している青春の輝きや痛みが、優しくリアルに描かれた作品です。
素敵な音楽が作品の世界観を表現してくれていて、より甘酸っぱさが増しました!
是非、沢山の方に劇場で体感して頂きたいです。

穐山茉由(監督)
最初に「東雲の空」を聴いた時、佐藤ミキさんの繊細だけど芯のある歌声や、
歌詞の内容などが主人公の美玲の気持ちを表しているようで、
映画と地続きにある世界を感じてとても感動したのを覚えています。
映画を観てから聴くとまた違った景色が見えるのではないかと思うので、ぜひ映画と一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

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『シノノメ色の週末』

女子高を卒業して10年、美玲(桜井玲香)はモデルを続けているが、いつの間にか雑誌のグラビアを飾ることはなくなった。そんな中、放送クラブで一緒だったアンディ(三戸なつめ)から、部長だったまりりん(岡崎紗絵)と3人で、取り壊しになる母校にタイムカプセルを探しに行こうと誘われる。超マジメで目立たなかったまりりんが広告代理店に就職し、デキる女ぽくなっているのを見て焦り、相変わらずカメラ好きサブカル系のアンディにホッとする美玲。裏門から忍び込んだ3人は、廊下を走り、笑い転げ、やりたい放題。結局、タイムカプセルは見つからず、また週末に集まることになる。何にでもなれると思っていたあの頃の自分に戻ったつもりの3人だったが、事態は全然違う方へと転がっていく──。

出演/桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、山田キヌヲ、工藤阿須加
監督・脚本/穐山茉由
主題歌/佐藤ミキ「東雲の空」(SACRA MUSIC)
制作プロダクショ/ダブ

日本公開/2021年11月5日(金) 全国ロードショー
配給/イオンエンターテイメント
公式サイト
©️2021映画「シノノメ色の週末」製作委員会