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2021.09.16 9:00

『彼女が好きなものは』12月3日公開決定!予告編&メインビジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生とBL好きの女子同級生との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描いた映画『彼女が好きなものは』の公開日が12月3日(金)に決定!予告編とメインビジュアルが解禁されました。

ゲイであることを隠して⽇々を過ごす男⼦⾼校⽣・安藤純(神尾楓珠)と、BL好きを隠しているクラスメイトの三浦紗枝(山田杏奈)。二人は書店で鉢合わせたことから急接近。やがて紗枝から告⽩された純は、ある想いを秘めて付き合うことに──。

主人公・安藤純役の神尾楓珠は、「異性を愛したい」「家庭を築きたい」と世間で“ふつう”と言われる幸せを手にしたいと願いながらも、自分らしさとの狭間で葛藤する純を繊細に演じ、純に恋をする三浦紗枝役の山田杏奈は、自分の好きなものを素直に好きだと言えない悩みを抱えながら、純と共に成長していく姿を瑞々しく好演しました。

ほかキャストには、純の幼馴染みの高岡亮平役は前田旺志郎、クラスのリーダー的存在の小野雄介役は三浦獠太、紗枝の親友の今宮くるみ役は池田朱那。さらに、純の恋人の佐々木誠役を今井翼が演じ、自分の性的指向やアイデンティティに悩む純にかつての自分を重ねるように、優しく寄り添います。また、純のSNSでのみ繋がっている友人Mr.ファーレンハイト役には磯村勇斗、紗枝のBL好き仲間で腐女子の先輩・佐倉奈緒役に三浦透子、奈緒の彼氏の近藤隼人役に渡辺大知、純を女手一つで育てる母親・安藤みづき役に山口紗弥加と、個性豊かな実力派が集結しています。

原作は、小説家・浅原ナオトの「彼⼥が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)。Web⼩説サイト「カクヨム」で話題となり、2018年2⽉に書籍化。2019年4⽉にはNHKで「腐⼥⼦、うっかりゲイに告る。」のタイトルでドラマ化もされ、⼤きな反響を呼びました。

なお本作は、10月6日より開催される第26回釜山国際映画祭のOpen Cinema部門に正式出品されることが決定。<Open Cinema部門>は、商業性と芸術性とが理想的にミックスされた新作や、国際的評価の高い作品を集め、メイン会場である「映画の殿堂」の野外スクリーンにて上映、例年5,000人規模の観客を集める人気部門。これまで同部門には、中野量太監督『浅田家!』、月川翔監督『君の膵臓をたべたい』、庵野秀明総監督『シン・ゴジラ』などが選出されています。

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『彼女が好きなものは』

⾼校⽣の安藤純は⾃分がゲイであることを隠して日々を過ごしている。ある日、書店でクラスメイトの三浦紗枝が、男性同⼠の恋愛をテーマとした、いわゆるBLマンガを購⼊しているところに遭遇。BL好きであることを秘密にしている紗枝は「誰にも言わないで欲しい」と純に口止めをするのだが、彼女はまだ知らなかった。⽬の前にいる純がゲイであることに。純には妻⼦ある同性の恋⼈・誠がいるが、書店での遭遇をきっかけに、純と紗枝は急接近。紗枝の友⼈達とダブルデートをしたり、クラスメイトたちと遊園地で遊んだりと仲を深めるうちに、純は紗枝から告⽩をされる。 「⾃分も“ふつう”に⼥性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか︖」。⼀縷の望みにかけるかのように、紗枝の告⽩を受け⼊れ、付き合うことになったのだが…。

監督・脚本/草野翔吾
原作/浅原ナオト「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)
出演/神尾楓珠、山田杏奈、前田旺志郎、三浦獠太、池田朱那、渡辺大知、三浦透子、磯村勇斗、山口紗弥加、今井翼
エグゼクティブプロデューサー/成宏基
プロデューサー/前原美野里、宮本綾
2021年/日本/121分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/デジタル/PG12
企画協力/KADOKAWA
企画・制作・プロデュース/アニモプロデュース
製作/「彼女が好きなものは」製作委員会

日本公開/2021年12月3日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給/バンダイナムコアーツ、アニモプロデュース
公式サイト
©2021「彼女が好きなものは」製作委員会