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2021.07.09 17:00

『サイコ・ゴアマン』監督がプロジェクトの原点とキャスティングを語るインタビュー映像が解禁

  • Fan's Voice Staff

カナダ発のSFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』のスティーヴン・コスタンスキ監督が本プロジェクトの原点と子どもたちのキャスティングについて語るインタビュー映像が解禁されました。

愛すべきB級感を醸し出しながらも、喧嘩が絶えなかった兄妹の成長や残虐宇宙人に芽生えた新たな感情なども描かれており、鑑賞後には忘れかけていた“大切なもの”が胸に響くストーリー。カナダが誇る天才過激映像集団<アストロン6>のメンバーで、単独監督作である『マンボーグ』(11年)、『ザ・ヴォイド 変異世界』(16年)などで確かなVFX技術を証明、『バイオハザードV リトリビューション』(12年)、『パシフィック・リム』(13年)ほか数々の大作に特殊効果としても参加するなど、目覚ましい活躍を見せるクリエイター、スティーヴン・コスタンスキ監督の最新作です。

イメージとして「怪物がドラムをたたいている場面を昔から映像化したかった」と言う監督。その後、『ヘル・レイザー』シリーズで知られる、イギリスの巨匠ホラー小説家クライブ・バーカーが原作・脚本の映画『ロウヘッド・レックス』(86年)を偶然観たことをきっかけに、「怪物が子どもたちに制御されながら冒険に出る物語を作ったら面白いかもしれない」と思い立ち、『サイコ・ゴアマン』を、「子どもが中心となるダークな冒険映画に仕上げた」とそう。インタビュー中、2014年に参加したホラーオムニバス映画『ABC・オブ・デス2』での短編との繋がりについても明かしている点にも注目です。

オーディションで見つけたという、勝ち気な極悪少女ミミ役のニタと兄ルーク役のオーウェンについて、監督は二人の演技を絶賛。血のりが多い大変な撮影現場だったはずが、撮影の合間にダンスをしたり、楽しげに笑い合ったりする様子も映像に収められており、ムードメイカーとして現場の雰囲気を明るくした様子も見て取れる、微笑ましい映像です。

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『サイコ・ゴアマン』(原題:Psycho Goreman)

ある日、庭で遊んでいた勝ち気な少女ミミ(8歳)と兄ルーク(10歳)は、ひょんなことから地底に太古から埋められ、銀河で恐れられていた名前のない悪魔<残虐宇宙人>をよみがえらせてしまう。怒りと憎しみの感情しか持たず、計り知れない特殊能力を持った残虐宇宙人の復活により、地球は絶体絶命の危機に! しかし、光る謎の宝石をミミが手にしたとき、残虐宇宙人はミミに絶対服従せざるを得なくなる。暗黒の覇者でありながら1人の少女に逆らえない残虐宇宙人は、サイコ・ゴアマンと名付けられ、子どものいたずらに付き合うはめに。その頃、銀河系の怪人たちが残虐宇宙人の復活を察知、宇宙会議を開き、サイコ・ゴアマン抹殺のため地球に向かおうとしていた……。

監督・脚本/スティーヴン・コスタンスキ
製作総指揮/ジェシー・クリステンセン 
製作/スチュアート・F・アンドリューズ、シャノン・ハンマー、スティーヴン・コスタンスキ
出演/ニタ=ジョゼ・ハンナ、オーウェン・マイヤー、アダム・ブルックス、アレクシス・ハンシー、マシュー・ニネバー
2020年/カナダ映画/95分/スコープ/5.1ch/DCP/PG12      

日本公開/2021年7月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
提供/キングレコード
配給/アンプラグド
公式サイト
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