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2021.06.21 16:00

石川慶監督『Arc アーク』メイキング写真6点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

人類で初めて永遠の命を得た女性の人生を描いた、21世紀を代表するSF作家ケン・リュウの傑作短編小説「円弧」を、『愚行録』『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が実写映画化した『Arc アーク』のメイキング写真6点が解禁されました。

近未来を舞台にしながらもパソコンやスマートフォンなど現代的なガジェットを登場させず、かつてない挑戦的でスタイリッシュなアイディアが詰め込まれた本作。誰も答えを知らない未来を描いた物語だからこそ、俳優陣にとっても想像力が試されるチャレンジングな作品だったといいます。

メイキング写真では、人生のパートナーとして共に生きることを選んだリナ(芳根京子)と天才科学者の天音を演じる芳根と岡田が、真剣な顔つきで監督の演出に耳を傾ける様子や、人々の尊敬を集めるアーティスト・エマを演じる寺島が監督と楽しく談笑をする様子が収められています。

「石川監督と二人三脚で走り切った!」と話す芳根を始め、寺島は「脚本を読んだだけではわからない部分もあったけど、現場で石川監督と話していると、彼の中にあるヴィジョンに身をゆだねれば大丈夫って思えた」とコメント。また、石川監督作品への出演を待ち望んでいたという岡田も、「現場での石川監督との会話はとても楽しく、どんな些細なことでもお話しながら役と向き合うことができ、とてもやりやすい現場でした」と、出演者たちが声を揃えて石川監督へ厚い信頼のコメントを残しています。

完成した作品に対して芳根は「全く新しいジャンルの映画を観たという気持ちになりました。そして観終わってしばらくしてから、ジワーッと心に沁み込んできて涙が流れました。絶対に妥協しない石川監督だから、リナを創れたのだと思います。監督と一緒に挑戦させていただけたことが本当にうれしかったです!」と、現場が一丸となって作り上げた作品へ自信をみせています。

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『Arc アーク』

舞台はそう遠くない未来。17歳で人生に自由を求め、生まれたばかりの息子と別れて放浪生活を送っていたリナは、19歳で師となるエマと出会い、彼女の下で<ボディワークス>を作るという仕事に就く。それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する仕事であった。エマの弟・天音はこの技術を発展させ、遂にストップエイジングによる「不老不死」を完成させる。リナはその施術を受けた世界初の女性となり、30歳の身体のまま永遠の人生を生きていくことになるが…。

原作/ケン・リュウ「円弧(アーク)」(ハヤカワ文庫刊 「もののあはれ─ケン・リュウ短編傑作集2」より)
脚本/石川慶、澤井香織
音楽/世武裕子
監督・編集/石川慶   
出演/芳根京子、寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、井之脇海、中川翼、中村ゆり、倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫
製作/映画『Arc』製作委員会 
製作プロダクション/バンダイナムコアーツ
2021年/日本/127分/スコープサイズ/5.1ch

日本公開/2021年6月25日(金)全国ロードショー!
配給/ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
©2021映画『Arc』製作委員会